W杯アジア2次予選で3月26日に行われる予定だった北朝鮮戦が中止となり、解散となったサッカー日本代表。不完全燃焼のままの活動終了だったが、森保ジャパンは、6月に行われるミャンマー、シリア戦で再集結する予定だ。
そんな中、予選試合のスケジュールとは別の視点で注目されているのが、相次いで発表されている各国代表の「新ユニフォーム」だ。大きく刷新されたデザインを歓迎する声も多い中、大ブーイングも発生しているようで、例えば韓国では批判が殺到しているという。
「韓国サッカー協会は、19日にインスタグラムで新たなユニフォームを公開しました。ホームが赤なのは従来通りですが、アウェーは黒に。双方ともに、白い波紋のようなランダムな模様が入っているのですが、ホームの赤は切った肉のようでもあり、《霜降り肉!》《肉とサンチュ》といった声が上がっていますね」(スポーツライター)
また、強豪国となると刷新は伝統との乖離と映るようで、バッシングも高まるようだ。
「2022年のカタールW杯で3位という過去最高の成績をのこしたクロアチアは、18日に新ユニフォームを公開しました。これまでの同国のユニフォームは、国旗にデザインされている赤と白を使った、日本で言えば市松模様のデザインで印象に残るものでしたが、その市松模様が今回は限りなく巨大化。前面から見ると、上半身が赤と白に6分割されたようなデザインで、《これ以上ヒドいものはない》という声が多数上がっています」(前出・ライター)
同じ巨大化では、フランス代表の新デザインも衝撃的だったようだ。18日に公開されたそれは、左胸の代表ロゴの鶏がおよそ上下15センチほどもあるようなシロモノで、《ケンタッキーとのコラボか》などという声も上がったほどだ。
ドイツ代表のユニフォームも不評だ。ドイツと言えば、西ドイツ代表時代からホームは白、アウェーは緑だったが…。
「ホームは従来通りの白ですが、アウェーが大変貌しました。上部のピンク色が下に下がるにつれて紫になるというグラデーションのデザインで、《バレエ団か!》という批判的な声が多くありましたね」(前出・ライター)
批判はあるものの、各国が威信をかけて新調した新ユニフォームだ。そのユニフォームをまとってプレーする選手たちの活躍を期待したい。