松本人志を“事務所総出”で擁護、「今田耕司のネタバレMTG」に批判集中

 お笑いタレント・今田耕司(57)が司会を務める情報バラエティ番組「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)の1月20日放送回に、視聴者から厳しい声が寄せられている。この日の放送では、週刊文春が昨年末に報じた女性問題をきっかけに活動休止に至ったダウンタウン・松本人志を巡る一連の騒動を取り上げたのだが…。

「同番組は収録から放送までに1週間弱の時間差がある事もあり、松本人志に関する報道を扱うのはこの日が初めてでした。松本に近い後輩である今田がメインの番組ということもあり、関西圏の視聴者から大いに関心を寄せられていた同放送回ですが、ゲストには番組常連の杉村太蔵、金子恵美の他に、なるみ、ブラックマヨネーズ・吉田敬、フースーヤ、近藤千尋と、吉本所属芸人や関係者がずらり。このキャスティングにはネット上で《まさに“事務所総出”って感じ》と揶揄する者もいました」(テレビ誌ライター)

 今田は同問題について「正直ついていけてなくて。あまりにも情報が多いし。何がどうなってるんだろう真実は」「後輩から直接、どうなってるんですか?とも聞けないですし。情報が全く我々の、うちのチーフマネージャーでも分からない状態なんですよね」と、確かな情報が無いとしたうえで、憶測でコメントをすることに二次被害が起きる懸念を露わにしつつも、最後には「これ、飲み会の話が、なんでこんな事になったんやろ…ていう感じはしております」と率直な疑問を表した。

 ブラマヨ・吉田は後輩芸人らが松本に女性を献上していた疑惑について、文春が“上納システム”と銘打った事を話題にあげ、「書き方もあると思うんですけど。“上納システム”でしたっけ? それは、どう…上納って、そんな簡単な事じゃないというか。それを思いつく方が、女性の事どう思ってんのかなと思いますけどね。飲み会って、全力で笑かしにかかって、全力でモテにかかってるじゃないですか」と、芸人の飲み会のスタンスを語り、出演芸人たちが「ただ笑かしたいだけ」「一番売れてる先輩がモテるわけでもない」などと被せ、吉田の意見に賛同する一幕があった。

 番組での一連の扱いにネット上の視聴者からは《事務所の総力をあげて松本を擁護する番組》《読売テレビやばすぎて関西人でも引く》《被害者女性の事全然考えてないし松本が被害者のようなトーク内容に驚き》《この件を取り扱う番組の中で一番ムカついた》《吉本擁護部隊言ってることめちゃくちゃ》《制作に吉本絡んでるから擁護多めになるとは思ってたけど必死過ぎ》などと厳しい意見が殺到。必死の擁護がかえって視聴者の心証を悪くしてしまったようだ。

(浜野ふみ)

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