星野リゾートが買収へ「日本最高所ホテル」はUFOマニアに大人気だった

 日本を代表するリゾートホテルグループとして国内外に次々とホテルをオープンさせている星野リゾート。実は、北アルプスにある「日本最高所のホテル」を同社が買収することで合意、所有元の立山黒部貫光と金額や条件面で協議中であることを、地元富山のテレビ局などが報じている。
 
 そのホテルは、標高約2450メートルの立山室堂に建つ「ホテル立山」。例年4月中旬~11月下旬の7カ月半の季節営業ながら、黒部アルペンルートの中間地点に位置し、観光客や登山客の間で大人気だ。

 ただし、72年の営業開始からすでに50年以上が経過し、建物が老朽化。元日夕方に発生した能登半島地震では同じ立山町内で震度5弱を記録しているが、シーズンオフのため建物への被害については現時点では不明。いずれにしても耐震補強工事を含めた大規模な改修が必要とされ、譲渡が成立すれば長期間休業してリニューアルとなる可能性が高い。

 観光資源は抜群だ。ホテルのある室堂周辺は夏場でもところどころ雪が残っており、富山平野や日本海の絶景が一望できる。さらに高山植物や天然記念物のライチョウも生息しており、アルペンルートでは黒部ダムと並ぶ名所となっている。

 また、晴れていれば満天から降るような星空を眺めることができるが、UFOが頻繁に目撃されているとの噂もあるのだ。

「22年6月にはホテルの公式インスタグラムにも《立山でUFO目撃情報!》という一文が、国際UFO研究所から転載した画像と合わせて投稿されています。そもそも北アルプス一帯は日本でも有数のUFO多発地帯。同じ立山町内にある尖山はUFO基地だったという説もあるほどです」(オカルト誌ライター)

 同じ北陸には石川県羽咋市のようにUFOで町おこしをする自治体もある。「ホテル立山」も星野リゾートとしてリニューアルされた暁には、 “UFOが見えるホテル”をウリのひとつにしてみるのも悪くなさそうだ。

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