「自画像を描いていただいて…」宮根誠司が八代亜紀さんを偲ぶも痛恨の間違い

 フリーアナウンサーの宮根誠司が1月10日、司会を務める「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)に出演。2023年12月30日に亡くなったことが1月9日にわかった演歌歌手の八代亜紀さんとの思い出を語った。

 公式HPによると、八代さんは23年9月、膠原病の一種で指定難病のMDA5抗体陽性皮膚筋炎と急速進行性間質性肺炎を発症し、療養を続けていたとのことだった。

 番組では八代さんの半生を振り返り、「舟唄」「雨の慕情」などヒット曲にまつわるエピソード、八代さんが画家としても活動していたことなどが紹介された。子供の頃から八代さんの歌を歌番組で聴いていたという宮根は「舟唄」について、「大人になって改めて聴くと、『舟唄』の出だし、《お酒はぬるめの燗がいい 肴はあぶったイカでいい》、ゾクっとするような歌なんですよね」と〝歌詞〟を絶賛。SNS上では《八代亜紀を褒めようとして、舟唄の歌詞を褒めとる。作詞家は阿久悠や!》《なんで歌詞を?!歌唱力を褒めないと!》とツッコミが入った。

 また、画家としても活動していた八代さんに肖像画を描いてもらい、それをプレゼントされたことも紹介された。宮根はその肖像画をスタジオに持参して、こう語っていた。

「私、自画像を描いていただいて。これ、本当にリビングに飾っているんですけど、いつも八代さんに描いていただいて申し訳ないと思いながらも、毎日元気をいただいている…」

「宮根が八代さんに恩義を感じていることは十分伝わりました。ただ、絵に関して、知識不足なのか、カン違いなのか、間違えました。自画像とは、作者が自分自身を描いた肖像画のことです。宮根は自画像と言っていましたが、正しくは“私の肖像画”でした」(芸能記者)

 1月10日放送のラジオ番組「ふんわり」(NHKラジオ第1)で、演歌歌手の伍代夏子は八代さんの人柄を振り返り、「怒ったことを1度も見たことがなかった」と感心していた。心の広い八代さんのこと、宮根の失言も天国で笑っていることだろう。

(石田英明)

エンタメ