話が長い、人の話を聞かない、常識を知らない…などと、口を開くたびにSNS上で批判される元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂。“絶口調”だった2023年の一茂節を振り返ってみよう。
年明け早々、1月20日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」（テレビ朝日系）で下心丸出しの発言が飛び出した。冬のカサカサ肌対策の特集に関連し、肌の水分率はデパートの化粧品売り場などで調べられるという話題になったとき、一茂は「化粧品売り場の人って、きれいな人が多いから、ついつい行っちゃいそうだなと思って」とニヤニヤ。食事面での肌ケアの話題では、「女性はコラーゲンを多く含んでいるからと言うと、だいたいみなさん、お食事行ってくれますね」と女性を軽く見ているとも取れる発言をして顰蹙を買った。
4月28日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」では、GWの旅行を特集。新幹線・こだまの話題になったとき、一茂は「特急券、いらないわけですから」と自信たっぷりに発言。MCの羽鳥慎一らから「特急券、いります」と慌てて訂正されると、「全然知らなかった。こだまはいらないのかと思った。あれ、鈍行じゃないの？」と食い下がった。鈍行とは各駅停車する普通列車・電車の俗称で、もちろん新幹線の各駅停車のこだまは鈍行とは言わない。
9月19日放送の「出川一茂ホラン☆フシギの会」（テレビ朝日系）に出演した際は、パックに入った納豆を食卓に出すことについて、一茂は「バカでもできるじゃん、はっきり言って」と問題発言。10月31日放送の同番組で、9月19日の放送での納豆に関する発言について、一茂は妻から「公共電波で謝らないと、私はもう食事を作らない」と叱られたことを明かし、「ゴメンちゃい」と謝罪した。
「一茂は自身の発言が炎上すればするほど『得しかない』と思っているようです。7月9日放送の『長嶋佳代子の夢は夜開く…』（テレビ朝日系）に出演した際、驚きの理由を語っていました。自身の発言が炎上した後、銀座に遊びに行けば“一茂さん、かわいそう”となって、『そこで僕は銀座のお姉ちゃんに“じゃあカズくん、かわいそうだったらヨシヨシして”って言うと、ヨシヨシしてくれる』とニヤけていました」（芸能記者）
24年も炎上すればするほど、一茂が銀座に行く回数が増えそうだ。
（石田英明）
