「万博」の費用負担「モーニングショー」の取り上げ方に大阪市民が大激怒

 2025年開催予定の「大阪・関西万博」をめぐり、大阪府と大阪市の負担が265億円増えて1378億円になることが12月22日に明らかになった。19日時点では約1113億円と公表していた。翌20日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」でこの1113億円の費用負担について取り上げたのだが、大阪市民から大不評を買っている。

 番組の試算によると、国民1人にかかる万博の費用負担額は1325円。上乗せ前の数字で大阪府民は6338円、大阪市民は2万90円にのぼるという。番組MCの羽鳥慎一アナはこの額を読み上げたうえで、「となりますと、大阪市民は日本国民であり、大阪府民であり、大阪市民であるので、1325円、6338円、2万90円、全部負担ということになります。合計で約2万8000円。4人家族ですと4倍、11万円を超えるということになります」と説明した。

 その後、SNSにアップされたものとして、「今の収入でカツカツの人とか絶対たくさんいるじゃん。私も絶対に無理」「万博開催に賛成の方たちだけで資金を出し合って開催してもらいたい」といった意見を紹介していたが、番組に対して大阪市民から怒りの声が寄せられている。

「大阪市民の負担額を2万8000円とするボードには、大阪市民のイメージイラストが描かれていたのですが、これがベタな大阪のオバちゃん。頭はチリチリパーマで、上半身の服は黒と黄色のストライプの上にトラの顔が描かれていました。これにはネット上でも《このイラストは受ける》《トラのプリントシャツはヤバい》と話題になる一方、大阪市民と思われるネットユーザーからは《偏見がすごい》《大阪市民が全員トラ柄着てると思ってんの?》などと非難の声があがっていました」(メディア誌ライター)

 スタジオでは元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏が負担額2万8000円について「(万博に)行かなくてもかかるんですよ。行かない人でも1人2万8000円」としたうえで、「見に行きたい方もいらっしゃるんでしょうけど、見に行ったらですね、『そうか、これは私、入場費払ってるけど、入場費以外で2万8000円も払ってるんだ』っていうふうに考えながら見るのがオツな見方だと思いますね」とコメント。この意見にも《対岸の火事やね》《開催が決まる前に言えよ》などと火に油を注ぐこととなった。

 今後、大阪市民を取り上げる際は、「オバちゃん」「トラ柄」「パーマ」のイラストだけは避けてほしいものだ。

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