「2枚買え?」「静電気やばい」タイツメーカーの重ね履きPRにツッコミの声

 インナーやタイツなどレッグウェアを扱う繊維製品メーカー「アツギ株式会社」がまた炎上した。同社が展開するレッグウェアブランド「ASTIGU(アスティーグ)」の公式SNSは11月17日、「広告表現に関するお詫び」を掲載。不適切だと指摘が相次いだPR動画の投稿を削除した。

「同社SNSには『黒タイツだと芋くさくなる人、この裏技に注目!』などと謳い、肌色ストッキングの上から薄い黒ストッキングを重ね履きするという裏技を紹介する宣伝動画が投稿されていました。寒さ対策と透け感の両立を叶えるための裏技なのでしょうが、通常の黒タイツを着用した女性に対し『芋くさい』と表現していたことが女性ユーザーの逆鱗にふれ、ネット上では《黒タイツ売ってるメーカーが黒タイツを芋くさいって…》《散々売ってきた定番商品を買ってくれる客を敵に回すような表現だな》などと批判のコメントが殺到しました」(情報誌ライター)

 同アカウントは批判コメントを受けて当該投稿を削除。問題となった表現について「配慮に欠ける表現がございました」と謝罪したのだが、ネットユーザーの間では「芋くさい」の表現以外にもツッコミの声が飛んでいるようだ。

「そもそも、肌色ストッキングの上から薄い黒ストッキングを重ね履きするという裏技に対し、《2枚重ねとか静電気やばくなるだろ》《キツすぎてつま先痛くなるとしか思えん》《既にフェイクで透けてるように見える黒タイツ売ってるのにわざわざ2枚履く意味…》《芋くさくなるとか脅して、2倍買わせようとしている風にしか思えない》《2枚買えというプロモーションをするなんて、どんだけ必死なんだ》などといったツッコミのコメントも多く書き込まれています。同社の主力商品であるストッキングやタイツは以前より売上で苦戦が続いており、昨年には国内の生産業務の終了を発表し、中国工場への移管を決定しました。コロナ禍が明け、個人消費に若干の回復が見られましたが、依然として厳しい状況のようです」(前出・情報誌ライター)

 同社は過去に「ラブタイツ」と名付けたキャンペーンを実施したが、PRに使われたタイツ姿の女性のイラストについて、SNS上で「性的な描写を連想させる」と批判が殺到。不適切な表現を謝罪し、キャンペーンを中止するという炎上歴がある。ストッキングの需要が減少しつつある中で、2度の炎上により女性ネット民を完全に敵に回してしまったのは痛いかも。

(浜野ふみ)

※写真はイメージです

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