楽天「獲得ポイント大幅ダウン」に批判殺到!それでも改変を続ける「やむを得ない理由」とは

 楽天グループは、12月1日から「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の特典内容を変更すると発表した。一部ではポイント倍率が上がるものの、獲得上限が大幅に引き下げられているケースも多く、Xでは「楽天改悪」がトレンド入りし、《楽天経済圏から離脱します》といった声も多く見られた。

 今回の特典変更では、楽天モバイルを「Rakuten最強プラン」で利用した場合、これまでのポイント倍率が2倍や3倍から4倍に上昇しているものの、獲得上限ポイントは最大7000ポイントから2000ポイントと大幅に減らされている。こうした点がユーザーから「改悪」と批判されているのだ。

 SPUの特典変更は今回に限らず、ここ数年はさまざまな特典で変更が相次いでいる。例えば、「楽天会員ニュース」を購読すると、会員ランクごとに最大で700ポイントもらえていた「お誕生日ポイント」が廃止されたり、楽天市場アプリから購入するだけで0.5倍もらえていた特典も終了している。

「なぜ楽天グループがここまで変更を繰り返しているかといえば、業績が悪化しているからに他なりません。8月に発表した今年1~6月までの純損益が約1340億円の赤字となっていて、中間期としては4年連続の赤字を計上しているのです。ここまで楽天の業績が振るわないのは、ひとえにモバイル事業が足を引っ張っているからで、SPUの改変はモバイル事業の不振を補う苦肉の策とも言われています。しかし、皮肉なことにSPUの変更によって楽天経済圏から離脱し、さらに楽天モバイルをやめる人が出てくるなど、負の側面も大きいのです」(経済ジャーナリスト)

 楽天モバイルの利用者数は500万人以上ともいわれるが、ユーザーの心をしっかりと捉えているかと言えば、はなはだ心もとないのである。

(小林洋三)

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