視聴者も耳を疑い…宮根誠司が「ミヤネ屋」記者にぶつけた「ありえない質問」2連発

 18日放送の情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)では、富山市内の住宅の敷地で女性が倒れていた痛ましい事故を伝えていた。女性は熊に襲われた可能性が高いと見られている。

 番組では、富山市の現場から北日本放送の記者がライブ中継。記者は現場について、「現場は山の麓から3キロほど離れた田園風景が広がる場所です」と説明。続けて「現場付近では、昨日夕方、熊の目撃や痕跡の発見などが相次いでいて…」と、熊の目撃情報があったことを説明した。

 記者は丁寧にリポートしたが、ここで番組MCの宮根誠司が「現場付近で熊の目撃情報って、あったんですか?」と、まさかの質問。

「記者が現場付近で熊の目撃情報があったことを伝えたばかりなのに、〝話を聞いていたの?〟と疑いたくなる宮根の質問でした。記者は足跡などの痕跡があったことを再度報告しましたが、ありえない質問に相当驚いたのではないでしょうか」(テレビウォッチャー)

 宮根のボケはまだ続く。記者は中継の冒頭で「現場は山の麓から3キロほど離れた田園風景が広がる場所です」と伝えていた。忘れてしまったのだろうか、宮根は「田園風景は広がっていますが、近くに山があるのは見えない。山からの距離はどれくらいあるんですかね?」と質問。記者は「山の麓からおよそ3キロほど離れた場所ですね」と、やさしく説明したのだった。ちなみに、中継先の奥にはうっすらと山が見えていた。

「宮根といえば、〝人の話を遮る〟ことで知られています。コメンテーターや解説者が話している途中、宮根が割り込んで自分の意見を言ったり、違う話題に変えたり…。その変幻自在ぶりが受けているところもありますが、最近は中継記者に同じことを言わせたり、同じ質問をしたりということがとみに増えました。もちろん、視聴者のために再度確認するケースもあるのでしょうが、今回の宮根の質問は明らかにそうではない。次の進行を考えていたのかもしれませんが、うわの空で聞いていたと突っ込まれても仕方がないでしょう」(前出・テレビウォッチャー)

 例えば、ライバル「ゴゴスマ」(TBS系)の石井亮次は、中継中にしきりにメモを取っている。宮根の長所はそれすら必要のない動物的な反射神経のよさだが、そろそろ記憶力も下り坂になる年齢、初心に帰ってメモをとってもいいかもしれない。

(石田英明)

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