俳優の木村拓哉が故ジャニー喜多川氏による性加害問題で炎上したのは、ジャニーズ事務所が会見を開いた9月7日夜のこと。木村は自らのインスタグラムに「show must go on!(最後までやり遂げなければならない)」とメッセージを投稿。敬礼風のポーズをした自身の写真も添えた。
これが複数のニュースサイトで取り上げられると、SNSに「ダサすぎる」「空気読めない」などと批判が殺到。木村は炎上を察してか、その後、投稿を削除している。
木村の〝珍投稿〟は今回ばかりではない。昨年12月にはインスタにこんな投稿をしている。サッカーW杯で日本代表が決勝トーナメント1回戦でクロアチアに惜敗したことに対し、「お疲れ様でした! 悔しくて悔しくて悔しくて悔しいと思うけど、本当にお疲れ様でした!」「流す涙はあるかもですけど、その涙はきっと大きな川になると思います。森保監督が、終了後叫んでる。この叫びは、必ず先に繋がると思います!」と書き込んだのだ。サッカー元日本代表MFで実業家の中田英寿氏と親交があるなどサッカー好きの木村のこと、日本代表の激闘に感動して何かを言わずにおれなかったのだろう。
ちなみに、先の投稿で失笑を買ったのは「流す涙はあるかもですけど、その涙はきっと大きな川になると思います」という一文だ。
「よく意味が分かりませんでした。涙が大きな川になった後、どうなるのか…」(ワイドショー関係者)
木村の〝迷走〟は珍しいことではないという。
「本人がカッコいいと思って振る舞っていることが、SNS上では『ダサい』と揶揄されることがあります。本人もそのことは重々承知しているようですが、なぜそのキャラを貫くのか。自身のことを『キムタク』ではなく『拓哉』と呼ぶオールドファンのためだといわれています」(前出・ワイドショー関係者)
とはいっても、史上まれにみる性加害問題について事務所が会見した直後に、加害者のモットーを投稿するのは、どう考えてもアウトだろう。一気にイメージダウンしたキムタク、出演している日産自動車やマクドナルドのCMも、契約期間終了後は更新されないことが発表されて、踏んだり蹴ったりだ。