「その人の体臭ごと愛してしまう」玉川徹氏、汗のニオイ特集で謎の経験談を連発

 テレビ朝日の玉川徹氏が7月14日、「羽鳥慎一モーニングショー」(同局系)に出演。元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂、司会の羽鳥慎一から〝波状口撃〟を受けた。

 番組では、汗の研究の専門家を交え、夏の気になる汗のニオイについて特集。汗を気にする中高年男性は多いが、玉川氏は「若い頃から〝無味無臭〟と評価されてきたので」と自慢すると、羽鳥アナが「人間的にですか?」とツッコミ。玉川氏が「違います。体臭的に」と否定すると、一茂が「誰が評価したんですか?」と追撃。玉川氏は「過去のさまざまな方」と言葉を濁した。

 その後、玉川氏は体臭について「悪いことだけじゃなくて、それがいいと言う人もいますからね。あんまり過度じゃない限りは。その人のことを愛していると、その人の臭い自体も愛してしまうみたいなところがあるでしょ」と持論を展開。一茂が「恋愛論の話じゃないんですよ。しかも玉川さんの個人的な恋愛論はどうでもいい」と切り捨てると、玉川氏は「それはあるって!」と引き下がらない。

 一茂は「あるのはわかるけど、その話ではないんだって」「問題からずれたコメント、やめてくださいよ」と再度ダメ出し。「一茂さんの軌道修正なんて、なかなか見られない」と羽鳥アナも珍しい光景に感心しきりであった。
 
 香水の話題では、玉川氏は「過去の経験で、すごくいい香りだなって思うことがあって。それで『どんな香水を使っているんですか?』と聞いたことがある」と切り出し、「そしたら(自分が同じ香水をつけると匂いが)違うんですよ。たぶん、それはその人の体臭と香水がミックスになって、すごくいい香りに感じたと思う」と告白。一茂はニヤけながら「その香水って女性ものなの、男性ものなの?」と聞くと、玉川氏は少し間を置いてから「まあ、女性もんだけどね」と打ち明けた。

「金曜は脱線する一茂を羽鳥アナや玉川氏が軌道修正するのが〝お決まり〟でしたが、14日の放送では一茂が注意喚起するぐらい玉川氏は暴走していました。それにしても、この日の玉川氏のニオイ話は思わせぶりなものばかり。周りにツッコまれそうな経験談をあえて披歴していたように思います。2019年4月配信の『日刊ゲンダイDIGITAL』のインタビューで、玉川氏は『当たり障りのないコメントで面白いですか?』と語っていました。政治や芸能と比較すると〝ニオイ〟は地味なテーマですが、あえて面白くするために自身の男女論を持ち出した可能性もあります」(芸能記者)

 ニオイはなくても、アクは強い。

(石田英明)

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