光沢を帯びた口元で、男たちを引き寄せる女優たちの妖しい「唇」。見る者を魅了してやまないこの口元こそに「ラブシーン適性」が秘められているのではないか。ということで、鑑定のプロに依頼してみると……。
鑑定を行ったのは占い心理クリエイターの脇田尚揮氏。統計をもとにした顔相学を駆使し、これまで本格濡れ場を演じたことがない6人の女優を分析してもらった。鑑定は【1】口の大きさ、【2】唇の厚さ、【3】唇の形、【4】歯列を含めた口内の形、【5】口角の向き、【6】食禄(鼻と口の間)の長さや人中(鼻下の溝)の深さなど口周囲の特徴、【7】唇の色、と多岐にわたるポイントから総合的に導き出されている。
その結果、最も濡れ場に適したポテンシャルの持ち主と、脇田氏が鑑定したのは広瀬アリス(28)だ。
「広瀬さんの口元には非常に肉食の要素が多い。まず口が大きい。これは、性の欲が強いことの表れです。そして唇も大きい。特徴的なのは上唇の方が厚いこと。これは尽くすタイプが多く、サービス精神が旺盛で、想定外な行動をすることもあります。例えば、自分から押し倒してしまうような大胆な行動をして喜ばせる。口角も上がっているので、相手を乗せるのも上手。かつ唇の色は濃く、体力もある。唇から見えてくる彼女の肉体と欲望からいうと、濡れ場に臨むのに演技が不要なくらいです」(脇田氏)
濡れ場女王の素質はバッチリの広瀬だが、17年に初舞台である「世界」にてピンク嬢を熱演。そして、18年に公開された映画「食べる女」(東映)では、求められるままに男とベッドインして、その後下半身を責められるという衝撃的なシーンを見せてくれた。だが、肌見せという観点では、完脱ぎにはほど遠い。
どんな役柄ならば、広瀬の素質が花開くのだろうか。脇田氏はこう分析する。
「肉体と欲望から来る感度は最高なのですが、広瀬さんの唇の形を見ると、キレイに引き締まっています。これは羞恥心が強い人に表れる。かつ、食禄が短いので、実は異性が苦手なのです。つまり、肉食系の体を持ちながら、内面では恥ずかしがり屋で男性が苦手というギャップがある。このアンバランスさを見る人が楽しめるような役柄が最適ですね。ただ相手役は決まっています。広瀬さんの体力に見合うマッチョな俳優で間違いないです」
ちなみに、脇田氏の鑑定では意外にも吉岡里帆(30)の口元ポテンシャルは低め。ただアピール力は高いので、悪女役がハマるという。男を手玉にとる吉岡の濡れ場も見てみたい。