ガストの新メニュー「小さなおかず」シリーズの一つ、「焼きたて明太トースト」1個200〜250円、2個350〜400円（税込、以下同）。ピリッと辛い明太子が柔らかめのフランスパンに塗られたもので、もちろんこのままでも美味しいのですが、「せっかくならアレンジしてもっと美味しく食べたい！」ってことで、アレンジメニューに挑戦してみました。
アレンジ候補としてセレクトしたのは、「納豆」「トッピングソフト」「ほうれん草とベーコンのチーズ焼き」「おつまみ3種盛り」の4つです。
「トッピングソフト」100円はいわゆるソフトクリームの上だけ、コーンなしのもの。本来はドリンクに乗せるのでしょうが、これをたっぷりつけて焼きたて明太トーストを食べると甘じょっぱくて絶対美味しいはず！ と予想したのですが、秒でソフトの味がなくなり、組み合わせとしてはかなり弱め。明太の味が強くて、ソフトの甘さを一瞬で消し去ってしまいました。アイスクリームだったらもう少し頑張ってくれたかもしれませんが、ソフトの軽やかな美味しさは、明太子の強さにあっけなく消されてしまいました。
次は「納豆」100円。明太子と納豆はやはり合う。ソフトと違い、存在感強めの納豆は明太子に負けません。最後までがっつりコラボしてくれます。そして口の中は明太納豆パスタ状態。「知ってるこの味〜」という感じです。なのでパスタメニューの明太クリームカルボナーラとか、明太クリーム（ハーフ）とかに納豆を足してもいいのかも。ただ、パンを食べているのに口の中がねっとりするのは、、、という人には向かないかもしれません。好き嫌いがはっきり分かれそうな味でした。
「おつまみ3種盛り」200〜250円は、鶏ささみ、キムチ、オクラの小鉢。まずは混ぜずに鶏ささみだけを明太トーストに乗せると、これが美味しい!！ 鶏ささみの淡泊さが明太と合うし、旨みもアップする。この時点でトッピングとして最強！…だったんですが、キムチ・オクラと混ぜて明太トーストに乗っけたら、、、カオス。キムチと明太子って合うんじゃないの？と思ったのに、オクラの粘りとキムチの酸味が全くトーストに合わない。一見良さげだったのにショックでした。
おつまみ3種盛りじゃなくて「蒸し鶏とキノコのサラダ」450円にすれば良かったのかも。鶏ささみを明太トーストにトッピングしたいときはサラダを選ばないとやばいことになるとわかりました。
そして、今回のアレンジの中で抜群の安定感だったのが「ほうれん草とベーコンのチーズ焼き」350〜450円。誰が言ったか「チーズは全ての発酵食品を繋ぐ」。ほうれん草の柔らかさといい、ベーコンの旨みといい、チーズの濃厚さといい、明太トーストにガチで合う！ なんなら明太トーストの上に乗せてメニューにしちゃってもいいぐらい。そうそう、これをファミレスのアレンジで求めていたんだよ〜と言える美味しさです。小腹が空いているけれど、セットメニューとかは食べきれないな〜とか、ドリンクバー目当てで来たけれど、なんかちょっと食べたくなったな〜なんて時におすすめの味とボリュームです。
ということで結論。焼きたて明太トーストをアレンジで食べるなら「ほうれん草とベーコンのチーズ焼き」。次に鶏ささみ。キムチ＆オクラは避けて〜でした！ 好みの問題はあるかもですが、興味のある方を是非おためしを。
（ロドリゴいしざわ）
※価格は店舗により違う場合があります
