女優の岡田結実が4月21日、アイドルグループ・8iperのメンバーである兄の岡田隆之介と配信するYouTubeチャンネルに出演。大学受験に失敗していたことを明かし、ネット上を驚かせた。
岡田は19年3月に高校卒業後、大学に進学せずに芸能活動をおこなっているが、この日の動画で大学を受験していたことを告白。〝一芸入試〟で文芸学部を受験し、レポートなどを提出して見事1次試験に合格した。次の2次試験では、合格通知書に「出席するなら『はい』を、出席しないなら『いいえ』をスマホで読み取って送ってくださいとあった」と説明。岡田は2次試験の「前日までその紙(合格通知書)を見ていなくて」と期限までに出席登録ができず、2次試験を受けることなく落ちてしまったという。
これを受け、兄の隆之介からは「あなたは落ちるべくして落ちた人間なので、それをいまさら言わないでください」とバッサリ斬られていたが、世間の反応も「大学から送られてきた書類の中身を確認しない受験生はいない」「本当に大学に行きたければ書類のチェックは最優先事項」「あまりにもルーズ」「仮に2次試験に合格しても諸々の手続きを放置しそう」と手厳しく、岡田に同情する声はほとんどなかった。
では、岡田が受けた大学はどこだったのか。学校情報ポータルサイト「ナレッジステーション」によると、全国で「文芸学部」のある大学は共立女子大学、成城大学、近畿大学の3校。岡田は東京を拠点に活動しているため、大阪にある近畿大学は現実的な選択肢ではない。都内千代田区にある共立女子大、世田谷区にある成城大が有力候補だ。
岡田がいう一芸入試はAO入試だと思われる(現在の「総合型選抜」)。総合型選抜とは、面接や小論文をもとにして合否が判定される。
「共立女子大、成城大、いずれも総合型選抜を実施しています。岡田は2次試験を受験するには〝スマホで読み取って出席を登録〟する必要があると言っていましたが、両大学については現在、そのような手続きは取っていません。共立女子大は2次試験の参加表明は必要なく、成城大は1次試験合格後、専用サイトにアクセスして2次試験の手続きを行うシステムです。岡田が大学入試を受けたのは高校卒業の19年3月だと予想されますが、その時期の出願方法は確認できませんでした。いずれにしても『文芸学科』ではなく『文芸学部』でAO入試を受けたのであれば、この2大学が有力でしょう」(都内塾講師)
女子大生の岡田も見てみたかった。
(石田英明)