大船渡・佐々木朗希の登板回避で披露した長嶋一茂の持論が支持されたワケ

 元プロ野球選手で現在はタレントの長嶋一茂が、7月26日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。物議を醸している高校野球岩手大会決勝で大船渡の佐々木朗希投手が登板しなかったことについて持論を述べた。

 一茂は若者の野球環境が高校野球しかないことを疑問視。「これだけスポーツも多様化している。甲子園だけでいいのかなって思う。甲子園以外にも個を尊重できる大会をもうひとつ作っていかないと」と話した。

「意外にも、と言っては失礼かもしれませんが、一茂の意見はもっともで多くのスポーツファンから支持されています。彼の言う『複数のプレー環境を整える』ということは、野球以外のスポーツではすでに行われていますからね」(スポーツ紙記者)

 特に知られているのはサッカーだ。サッカーは高校生の世代において、野球の甲子園にあたる高校選手権を目標とする高校のサッカーと、結果にはこだわらず育成を重視するJリーグ・クラブのユースの2つの環境があり、選手はどちらでも好きなほうを選ぶことができる。

「18年のロシアW杯の日本代表は27人中、14人が高校出身で13人がクラブ出身とほぼ半々でした。原口元気や宇佐美貴史はユース出身、“半端ないって”でおなじみの大迫勇也は高校とバランスが取れていて、どちらを選んでも大成できることを証明しています。野球もクラブなど高校野球以外の環境を用意する手はあるでしょう」(スポーツライター)

 自由奔放な発言が目立つ長嶋一茂だが、こうした高説が飛び出す意外性がおもしろい。

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