単に前大統領がオンナ好きでダラしないだけなのかと思ったら‥‥。かの国では、どうも為政者に「下半身スキャンダル」はツキモノのようで、さすがは自由と平等の国である。全米を揺らした数々の醜聞のすべてを、ここに一挙大公開する!
「火曜日に逮捕される。抗議しろ! 国を取り戻せ」
アメリカのドナルド・トランプ前大統領(76)が3月18日、SNSで支持者にそう呼びかけた。が、現在(3月29日時点)まで逮捕された報道は見当たらない。
「アメリカでは大陪審が起訴相当かを判断するわけですが、逮捕予告日である3月21日は何も起きないまま終わり、その週内に結局、審理は行われませんでした。お得意のフェイクニュースだったのか。検察は『ウソの逮捕予告』と非難しています。トランプ氏にしてみれば、来年の大統領選に出馬表明しているオレ様のジャマをする気かと、検察側を牽制したかったのかもしれません。それほど、数々の疑惑への捜査が進んでいるのです」(外信部記者)
大量の機密文書を私邸に持ち出した問題、21年に起きた支持者による「連邦議会議事堂襲撃事件」を先導した疑惑、他にも選挙違反などなど。トランプ氏は疑惑に事欠かない人物だ。
で、今回の「逮捕される」と焦っている一件は、不貞である。もちろん、その行為自体は罪に問われない。ただ大統領選挙中の16年、その不貞相手に支払った「口止め料」13万ドル(約1400万円)を選挙資金から流用した疑いが持たれている。
その相手というのが、艶系女優のストーミー・ダニエルズ(44)。日本での知名度は高くないが、大人ビデオのアカデミー賞と称されるAVNアワードで04年に最優秀新人賞を受賞するなど、当地ではちょっとした艶系シンボル。しかも、物言うタイプのようで‥‥。
「トランプ氏は2人の前妻と離婚時に機密保持契約を結ぶなどして、DV疑惑などを封じ込めています。また、米男性誌『PLAY BOY』の元プレイメイトとの不貞告発をトランプ氏の盟友が金で買い取る契約を結んで揉み消しています。でも、このストーミーだけはうまくいかなかったのか、彼女は18年に情事を暴露する本を出版したのです」(外信部記者)
その本では、06年7月のゴルフトーナメントで知り合ったと告白。現在のメラニア夫人(52)とは05年に結婚しているので、立派な不貞である。さらにストーミーは、トランプ氏のナニをゲーム「マリオシリーズ」の小柄なキノコキャラ「キノピオに似ている」と暴露し、行為も「過去最高に退屈」と明かしている。
粗チンだ、下手クソだとなじられ、口止めに失敗したうえに、その件で起訴されてしまっては、男子一生の不覚と言わずして何と言おうか。
(つづく)