2022年に「ライブ配信で1億円稼いだ話」と言う衝撃的なタイトルで発売された著書が話題となった著者の福岡みなみ。彼女はグラドルとして活動する一方、現在はライバー事務所「星Labo」の経営者でもある。
実は、そんな福岡に触発されて経営者を目指すグラドルが増えているという。
「大人に仕事を振られるだけの、お人形さんのようなグラドルの時代は終わり。今は自分自身で動き、何かを生み出していかないと生きていけません」
こう話すのは、Jカップバストのグラドル・豊田えまだ。彼女は現在、芸能活動をしながらエステサロンの経営と、フリーでヨガ講師を務めている。彼女に経営者となったきっかけを聞いてみた。
「やっぱり、2020年のコロナの影響が大きかったですね。撮影会やイベントなどがすべてキャンセルになってしまって、収入が激減してしまい、仕事のオファーを待っているだけではダメだと痛感しました。今は物価の上昇もあり、ファンの方が推しに使えるお金も減っていますよね。福岡みなみさんが経営者として大成功されている影響もあります。一念発起して、自分で事業を起こすグラドルは増えると思います」
今後は「社長グラドル」が増えるのかもしれない。とはいえ、経営も結構だが、ファンはその美しい肢体を封印してしまわないよう、願っているに違いない。
(佐藤ちひろ)