「いい部屋ネット」新CMに“子供部屋おじさん”が反応「泣きました」「苦情入れたい」

 大東建託グループの大東建託リーシング株式会社が展開するお部屋探しブランド「いい部屋ネット」が12月21日より公開しているテレビCMシリーズが話題になっている。シリーズ名は「実家離れできない兄」というもので、人気俳優・山田裕貴が演じるズボラなアラサー“兄”に、女優・莉子演じるしっかり者の“妹”が独り立ちを促すというムービーになっているのだが…。

「お兄ちゃん、実家出なよ」と妹がけしかけても、「部屋を探すのめんどくさいし、三食、洗濯、お掃除つき!実家マジ最高!」と、部屋探しを拒む兄。実家から近い物件を内見した際には「ここなら実家から近いし…いつでも手料理食べられるな!」と、ダメンズっぷりを露呈して怒られる兄…と、実家離れできないアラサー男子に喝を入れつつ、スマホで簡単に物件探しができる「いい部屋ネット」の利点をアピールする内容となっているのだが、このシリーズに一部男性が過剰反応しているようだ。

「2019年頃に流行し、現在はネット上だけでなくリアルでも定着している『子供部屋おじさん』(通称“こどおじ”)というスラングは、中年になっても実家の子供部屋に暮らす男性を指しています。自立心の無さや、性格、生活スタイルが子供のまま中年になってしまったということを揶揄する意味もあります。『いい部屋ネット』の新作CMの中で、実家離れできないアラサー男子の兄が、妹から『自立しなさい!』と叱責される事に対し、“こどおじ”たちが煽られていると感じたのか、ネット上には《これはさすがに悪意あるだろ。こどおじ煽りが酷すぎて苦情入れたいレベル》《親とご飯食べてるときにテレビでこれ流れて辛い》《泣きました。ご飯洗濯掃除してもらってるこどおじです(40代)》などと、悲痛な叫びが書き込まれていますよ」(ウェブメディアライター)

 新CMは“こどおじ”に刺さりまくっているようだ。新生活が始まる前の今のシーズンに、これだけネット上で話題になるとは…。賛否はあれど、宣伝効果は高そうだ。

(浜野ふみ)

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