「これ以上の出来はない」杉村太蔵が岸田首相に「95点」最高評価のワケ

 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(43)が24日放送の情報バラエティ番組「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)に出演。防衛費増額を名目に、1兆円強を増税で賄う方針を示し、急激に支持率が低下している岸田政権だが、これを杉村は高く評価した。

 この日の放送では、1年の総ざらいとして「岸田首相の2022年 勝手に厳しく採点」という企画が行われた。採点を行うのは、この日出演した元衆院議員の金子恵美氏(44)と、同番組に政治コメンテーターとしてレギュラー出演している杉村の2人だ。

 100点満点中の点数を記入したフリップを2人が発表すると、スタジオからは「えー!」と驚きの声があがった。金子氏が40点と辛口評価をつけたのに対し、杉村は95点をつけ、2人の評価にかなりの差があったからだ。

 95点をつけた杉村は「僕は、よくやっていただいているなっていう印象ありますけどね。特に、アベノミクスをちょっと修正を入れて…それから救済法ですね。あれを与野党で合意させたっていうのが大きかったなぁ。で、経済も意外と言われるほど、これだけ円安になって、物価が高騰している中でも、雇用がね、失業率は結構低く抑えられてるんですよ。このあたりをもうちょっと評価してあげてもいいんじゃないかなと」と、高評価の内訳を語った。

 5点の減点については「100点っていうのもちょっとおかしいんじゃないですか、ってことで、北朝鮮外交もうちょっとやってくんないかな〜と。ただミサイル打たれて、『遺憾です』ばっかりですからね。小泉さんは乗り込んで行きましたからね。『水面下でやってる』って言う割には、ずっと水面下から出てこないじゃないですか、成果が」と、外交問題にケチがついた結果だという。
 
「岸田首相の度重なる増税案は、物価高にあえぐ国民からかなり批判されている印象ですが、岸田内閣の財政について杉村は『現状においてはこれ以上の出来はないんじゃないかっていうくらい』『これだけ円安が進み物価高が進んでいる割には、雇用維持できてるっていうのは大きい』と、太鼓判を押していました。杉村の95点に対し、岸田政権に不満を溜めている視聴者からは《95点とか、はぁ?点数をつけるのにも値しないでしょ!》《また的はずれな自民擁護ばっかりしてる…》といったコメントも多く、共感は得られていません」(情報誌デスク)
 
 岸田首相が国民から100点を貰える日は来るのだろうか…。2023年の挽回に期待したい。

(浜野ふみ)

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