12月21日、米ツイッター社のCEOであるイーロン・マスク氏が自身のツイッターを更新。19日に実施していたツイッターの責任者を辞任すべきかというアンケートで「Yes」が過半数を上回ったことで、正式に辞任する意向であることを表明した。
「マスク氏はツイッターを買収して以降、認証バッジ有料化や従業員の大量解雇、トランプ元米大統領のアカウント凍結を解除する一方で著名記者のアカウントを凍結するなど、様々な方針が物議を醸していました。連日の批判を受け、19日に自身の進退をかけたアンケートを実施し、『私はこの投票結果に従う』と宣言。約1700万の投票の結果、辞任すべきにYesと回答した人が57.5%とNoと回答した人の42.5%を大きく上回ったのです」(ネットライター)
ただ、投票結果が出てからというもの、マスク氏はこの件について沈黙を貫き、公約を翻すのではとの憶測も流れていた。
「マスク氏は21日になって、『ツイッターのCEOを引き受けるほどの愚かな人を見つけ次第、すぐにでも辞任する』と表明。辞任後はソフトウェアとサーバーのチームを運営することに徹し、経営方針には口出しをしないことも表明したのです。ネット上ではトランプ氏の息子がCEOに就任するのではないかといった噂まで流れています」(ITジャーナリスト)
結局は後任が見つからず、マスク氏が続けるというオチの可能性も指摘されている。
(小林洋三)