映画「UDON」のモデルとなった人気店が突然閉店? 理由はまさかの…

 讃岐うどんの本場として知られる“うどん県”香川県。なかでも06年公開の映画「UDON」のモデルになった名店「谷川米穀店」が今月3日、公式ホームページ上でしばらく臨時休業することを発表。そこでは「店主が怪我のため」とあったが、実はまったく別の理由だったことが明らかになった。

 本当の原因は、なんと店主・谷川祐将容疑者が俗にハッパと呼ばれる法律違反の薬物を所持した疑いで逮捕されたから。地元メディアの情報によると、1日に高松市内の県道で自損事故を起こした際、基準値を超すアルコールが検出。さらに車内からはブツが見つかり、そのまま御用となったようだ。

「谷川米穀店は徳島との県境に近い、まんのう町の山間の集落にある小さな店です。うどん好きの間では“聖地”と呼ばれ、営業時間は昼の11~13時のみと短いですが、その味を求めて全国からファンが足を運ぶほど。特に週末は100人以上の行列ができることも珍しくありません」(グルメジャーナリスト)

 同店は数年前に父親から3代目の谷川容疑者に代替わりしたが、お客からの評判は良かったわけではないようだ。

「店内は撮影禁止で、店主が客に声を荒らげることもあったようです。客側のマナーにも問題があるかもしれませんが、過去にはマイクロバスで訪れたお客たちを門前払いにしたなんて騒動も聞きました。そんな店の雰囲気に嫌気が差し、行かなくなった地元常連客も少なくないとか。味は間違いないだけに残念なかぎりです」(同)

「UDON」の監督を務めた本広克行氏は、今回の件について「その佇まいを参考にさせて貰ったのに、なんて事だろう…」とツイッターで嘆いている。うどんファンとしては、このまま閉店なんて事態にならないように願いたい。

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