アンジェリーナ・ジョリー、元夫ブラピを「DV提訴」の裏に「泥沼ワイナリー問題」

 かつてハリウッドを代表する大物カップルと謳われたブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。2人は05年公開の映画「Mr.&Mrs.スミス」での共演を機に急接近。長い事実婚状態を経て14年に結婚したが、16年に破局している(※離婚成立は19年)。

 2人の間には3人の養子を含む、6人の子供がいるが、彼女は単独親権を求めて16年に提訴。現在も裁判は続いているが4日、新たにDVでピットを訴えたことが明らかになった。

 これは2人が別れるきっかけになったとされる16年の出来事。プライベートジェットで移動中、機内で酔ったピットに頭や肩をつかまれて揺さぶられたというものだ。このとき子供2人にも暴力行為があったと主張しているが、なぜ6年もたった今になって訴えたのだろうか?

「調査した米連邦捜査局(FBI)が証拠不十分で刑事告訴を見送ったことが大きいです。彼女はこれを不服として、8月に捜査情報の開示請求訴訟を起こしています。ピット側は一貫して暴力行為を否定しており、決定的な新証拠が出ない限り、訴えが認められる可能性は低いでしょうね」(米国在住ライター)

 ブラッド・ピットのほうも、訴えられるばかりではない。実は、彼も元妻に対して訴訟を起こしていた。

「南仏にあるワイナリーを共同で所有していたのですが、昨年ジョリーが無断で彼女の持ち分をロシアのオリガルヒに売却。2人の間で交わしていた事前合意に反するとしてピットが提訴しています。これにはジョリーも一歩も引かず、反訴。ブラピ側がワイナリーの資金を不当なプロジェクトに浪費したなどとして、37億円を求める訴えを起こしており、互いに徹底抗戦の構えを崩していません。DVについては、かつて加害者として報じられながらも名誉棄損で元妻に逆転勝訴したジョニー・デップの例もありますから、米国メディアもファンも慎重に状況を見守っているのが現状です」(同)

 ハリウッド史上もっともドロ沼化したスター同士の元カップル。これを映画化すれば大ヒットしそうな気もするが…。

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