清掃事業などを展開するダスキンの営業車が、同社の営業車が信号無視をする危険運転動画がSNS上に投稿され大きな話題となっている。これついてダスキンは事実を認め謝罪したが、ネット上では謝罪文に度々出てくる「ある文言」に違和感の声も上がっている。
「8月26日にSNS上に『【悲報】ダスキンさん、営業車で堂々と信号無視をかまし危うく児童を掃除しかける @神戸三宮駅付近』とのコメントととともにダスキンの営業車と見られる車が危険運転をする動画が投稿されました。動画には、赤信号で止まる車の横をダスキンの営業車が猛スピードで走り抜ける様子が映っており、横断歩道には信号が変わって走り出していた幼児の姿も確認でき、危うく事故になりかけた瞬間が収められていたのです」(フリーライター)
これを受けてダスキンは29日、公式ホームページで「危険な思いをされました歩行者様におかれましては、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「フランチャイズチェーン加盟店および運転していたスタッフを既に特定」しているといい、「交通安全の指導」「危険な走行を行った事実に対する報告を所轄の警察署へ行うことの指示」「当該加盟店より警察署へ報告」を行ったと報告。「全国のフランチャイズチェーン加盟店に対して交通安全に対する指導・教育を今一度徹底し、再発防止に努める」と宣言した。
「しかし、この謝罪文に対しネット上では、《フランチャイズチェーン加盟店、フランチャイズチェーン加盟店って何回言うんだよ。あくまでフランチャイズチェーン加盟店がやったことで、ダスキン本体は関係ありませんとでも言いたいのか》《フランチャイズチェーン加盟店の車かどうかはそんなに重要じゃないん》《謝罪がすごく軽く感じるのは気のせいだろうか…》といった意見も見られました。ダスキンが『フランチャイズチェーン加盟店』を強調したかったわけではないと思いますが、見出しを含め11行の謝罪文に7回も『フランチャイズチェーン加盟店』及び『当該加盟店』という文言が登場しているので、さすがに気になった人が多かったのかもしれません」(フリージャーナリスト)
フランチャイズチェーン加盟店であろうがなかろうが、本社が責任をもって再発防止を徹底してもらいたいところだ。
(小林洋三)