高橋真麻の「闇営業は運が悪かった」発言に”業界の認識”が透けて見えた

 いくらお嬢様でもノー天気すぎた!?

 フリーアナウンサーの高橋真麻が25日朝、情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)に生出演。マスコミを挙げての大騒動になっている、吉本芸人11人の謹慎処分についてコメントしたところ、大炎上を招いてしまった。

 真麻は、事務所を通さずに直の仕事をしてギャラを手にしていた宮迫博之、ロンブー亮らの闇営業について「私は同業なので一般の方とちょっと意見が違うかもしれないんですけど」と前置きしたうえで、「営業に行ってるなか、たまたま反社会的勢力があって運が悪かったんだなって感じですね」とコメント。コンプライアンス上、最も注意すべき問題をあっさり“運”で片付けてしまう発言に、SNS上で猛批判が飛び交った。

「本人は“同業なので”と一言入れることで、本音が中和されると思ったのかもしれません。ところが視聴者は《言ってはダメだった》《相手が詐欺グループで運が悪かった?笑わせるな!》《被害者の事を考えろ》と、厳しい声がほとんどです。なぜなら、彼女の言葉に『どうせ芸能界の同業者たちは皆そう思っているんだろうな…』という真理が透けて見えたから。宮迫もウソがばれたあげく、“間接的にギャラを受け取った”とまるで自分は運が悪かったかのような釈明ですし、業界全体が“見つかって気の毒”ぐらいに思っているんじゃないか。高橋真麻にそんなつもりはなかったのかもしれませんが、そうした雰囲気を感じ取った視聴者が多かったのでしょう。情報番組のコメンテーターとしては軽率に過ぎたと思います」(女性誌ライター)

 真麻は、同日昼に出演した「バイキング」(フジテレビ系)で、「スッキリ」でのコメントが炎上したことを打ち明けたが、これも逆効果だったようで、

「開き直って素直に話すことで世間は理解してくれるだろうと甘く見ているとの指摘もありました。お嬢様アナらしい危機感のない反省と捉えている人が少なくないようですね」(前出・女性誌ライター)

 SNS上では《意外と非常識だった》《お嬢さんもここに極まれり》《安全な桃太郎営業ばかりなんでしょ?》と、ここぞとばかりに彼女の立場を皮肉る声も。

 自分に正直な物言いで好感度が高かった真麻だが、今回の発言はちょっとストレート過ぎたようだ。

(小机かをる)

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