「ゾーンに入ってきました」高嶋政宏の暴走を煽るフジMCに「不適任」の指摘

 フジテレビの昼の情報バラエティー「ポップUP!」で木曜レギュラーを務める高嶋政宏の暴走が止まらない。

 6月9日放送回では、ゲストに女優の市川由衣を招いて高嶋ら木曜レギュラー陣とトークを繰り広げた。コーナー冒頭、高嶋はかつて市川と共演した際にアドリブでキスをしたと告白。市川本人に「あの時、どう思われましたか?」と、性ハラ質問をぶつけるとネット上では《アドリブでキスって性加害じゃないの?》《今さら生放送で蒸し返すのってセカンド性被害だろ》といったツッコミが殺到していた。
 
 その後、話題はペアルックにうつる。夫である俳優の戸次重幸が、市川の服装を見て、服の色などを合わせてくるようで、いつの間にかペアルック風にされることへの不満を漏らすと、高嶋は「普通ですよ、それ」と指摘し、「奥さんが着ているプリントの同じヤツのメンズ買いに行きますもん」「奥さんが着ているのを見て、『これ買ってペアルックにしよう』って」と、みずから服をそろえてペアルックにする習慣を告白した。番組進行の佐野瑞樹アナが「そういうのないですか?」と市川に振ると、「イヤですね」と即否定。「恥ずかしいですね」と改めて妻の同意なきペアルックに嫌悪感を示した。
 
 これに高嶋は「恥ずかしいってことは、ちょっとうれしい?」と、まるで市川がM気質であるかのような質問をぶつけ、市川は困ったように笑みを浮かべるしかなかった。

 ところが手綱を引く役割のはずの佐野アナは、高嶋の“性ハラ質問”を注意するどころか、「きましたね、高嶋さん。ゾーンに入ってきましたよ」と煽り立てる始末。これには視聴者からも、前番組の「バイキングMORE」で進行MCを務めていた伊藤千尋アナを懐かしむ声が続出しているようだ。

「高嶋さんの暴走はこれに終わらず、『奥さんのスカートに潜り込んだり…』と下ネタを披露して失笑を買っていました。問題は、それを止められないお目付け役の佐野アナですよ。じつはアドリブでキスをしたと高嶋さんが話した時にも、佐野アナは止めるどころか、『台本にないのにチューされたんですか?』と市川さんに尋ねて、さらには笑いながら『下心すごいですね』とコメントしていました。『バイキング』の伊藤アナなら、坂上忍さんを注意していたように、『おい!』『やめろ!』とストップがかけていたはずなんですけどね。ゲストの女優へのフォローもできない山﨑夕貴アナにしろ、不適任と指摘する声がネット上にあふれています」(テレビ誌ライター)

 視聴率低迷がさけばれる「ポップUP!」にはまともなツッコミ役が必要かもしれない。

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