加藤浩次、おとり広告で窮地のスシローが仕掛ける“次のキャンペーン”を大胆予想

 回転寿司大手「あきんどスシロー」が運営するスシローが昨年、キャンペーン商品の在庫がなく、提供できないとわかっていながらテレビCMやインターネット上で広告したなどとして、消費者庁は6月9日、景品表示法違反(おとり広告)で再発防止を求める措置命令を出した。

 問題となったのは、昨年9月〜12月に期間限定で販売された「新物!濃厚うに包み」(110円、税込み・以下同)、「とやま鮨し人考案 新物うに 鮨し人流3種盛り」(528円)、「冬の味覚!豪華かにづくし」(858円)3商品。公正取引委員会によると、うにの2商品はすぐに在庫がなくなり、全国約600店舗の9割以上の店で一時提供を中止。かにについても、初日から販売できない店が相次ぎ、9割以上の店舗で予定通り提供できなかった。しかし、同社は大々的に宣伝活動を続けていたという。

 おとり広告とは、商品やサービスが実際には購入できないにもかかわらず、購入できるかのような表示をすること。スシローのキャンペーン商品を目当てに朝から店に足を運んだ客も少なくなく、肩透かしを食らっていた。

 6月10日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)でも、MCを務めるお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次がスシロー問題に苦言を呈した。加藤は「キャンペーン期間中、夕方に行って『ない』と言われたら、売り切れたと思うが、朝から行ってもないのは〝あれ?〟って思う」とコメントし、在庫が不足した場合は「しっかり、(消費者の)みんながわかるようにCMなどで告知することが大事」と注文をつけた。

 そのうえで「これ、〝ごめんなさいキャンペーン〟みたいなの、ドーン!とやるのかな」「やりそうな感じもするけどね」と予想。ネット上でも〝ごめんなさいキャンペーンをやってほしい〟との声もあった。

「スシローは〝キャンペーン〟戦略に以前から力を注いでいます。さまざまな商品のキャンペーンを次から次へと仕掛けることで、既存客は飽きることなく楽しめますし、新規客の開拓も見込めます。今回、おとり広告で失態をおかしましたが、ビジネスの世界ではピンチはチャンスでもあります。加藤の予想ではありませんが、〝ごめんなさいキャンペーン〟として目玉商品を期間限定で打ち出せば、名誉挽回につながるはずです」(フード誌ライター)

 ごめんなさいキャンペーンでは、在庫の確保をしっかりと。

(石田英明)

ビジネス