「女王」を撃破! バナナマンが乃木坂メンバーを圧倒しファン驚がく

 その知識量はさすが公式お兄ちゃんといったところだろう。

 乃木坂46の冠番組「乃木坂工事中」(テレビ東京系)の最新回が5月22日に放送され、番組MCを務めるバナナマンの2人の“乃木坂愛”が垣間見えたことでファンの間で話題となっている。

 この日の番組は「祝! 日村勇紀50歳! 私たちが楽しませます! 乃木坂46ヒムランド 完結編」と題し、前回放送に続きバナナマン・日村勇紀の50歳の誕生日を乃木坂メンバーたちがもてなす企画を放送。

 番組前半では久保史緒里、梅澤美波ら3期生メンバー4人とバナナマン2人が、乃木坂の楽曲限定のイントロクイズ対決をするコーナーを用意。

 イントロクイズは計5問が用意されており、バナナマンのほうは曲名が正確に分からなくても曲がある程度歌えればOKという特別ルールが採用されていたものの、乃木坂内でイントロクイズ最強を誇る久保が対戦チームにいるということもあり、乃木坂チームが初めの2問を正解。案の定、乃木坂チーム優勢でクイズは進行し、あっという間に勝利に王手をかけた。

 しかし、その後の3問目、4問目をバナナマン・設楽統が連続正解。3問目、4問目ともに久保も「正解が分からなかった」と話すほど難易度の高い問題が用意されていたものの、設楽の驚異の巻き返しでまさかの同点に持ち込んだ。

 最終の5問目は両チームとも正解は分かっていた様子だが、バナナマンチームが早押しで勝り、正解を言い当て、この乃木坂イントロ対決を制している。

「乃木坂チームの圧勝が予想されたイントロ対決ですが、こうしたハンデのあるゲームでは実力差を考えて、最終問題のポイントがやたらと高く設定されることがバラエティ番組のお約束。今回も、5問目に比較的簡単な問題が用意されていたことから、序盤で乃木坂チームが圧倒し、最終問題をバナナマンが取って逆転勝ち‥‥というシナリオをスタッフは想定していたはず。それだけに設楽が3問目、4問目と難度の高い問題を連続正解したことは予想外だったのでは。対決の行方を見守っていた乃木坂メンバーたちも設楽の奮闘に驚くとともに、いかに設楽が普段から乃木坂の楽曲を聞きこんでいるかが伝わってきて、嬉しそうな表情を浮かべていましたね」(アイドル誌ライター)

 番組を見ていた乃木坂ファンも「設楽さん、乃木坂聞きまくってるじゃん」「仮に久保ちゃんが少し手加減してたとしても、普通に設楽さん、すごいわ」「日村がイントロ強いのはなんとなく分かるけど、設楽がここまで乃木坂の曲を把握しているのにビックリした」「さすが公式お兄ちゃん! ビジネスじゃなくて、本当に乃木坂ちゃんのこと好きなんだな」など、設楽の健闘ぶりを絶賛するコメントがSNS上で溢れている。

「14日〜15日に日産スタジアムにて行われた乃木坂の結成10周年記念ライブにも足を運ぶなど、バナナマンの2人はこれまでも多忙なスケジュールの合間を縫い、何度も乃木坂のライブを訪れています。そのため、シングル表題曲は当たり前に頭に入っているでしょうし、普段も乃木坂の曲を聴いているようですから、カップリング曲などのマイナー曲の知識も高いようです。

 実際、19年11月に放送されたバナナマンの冠番組『バナナマンのドライブスリー』(テレビ朝日系)では、車でのドライブ企画中、新宿区神楽坂にあるあんみつが有名な老舗の甘味処『紀の善』を見つけた設楽が『”紀の善”じゃん。乃木坂の歌でもあるじゃん。歌詞の中に』と、乃木坂の楽曲『他の星から』の歌詞に”紀の善”が出てくるという豆知識を披露していました。また、歌以外にも乃木坂メンバーたちの活躍はしっかりチェックしているようで、元メンバーの高山一実は18年に小説『トラペジウム』で小説家デビューを果たしていますが、こちらの作品も設楽は読破しているようです」(前出・アイドル誌ライター)

 今回は設楽の活躍ぶりが特に目立ったものの、当然、日村の乃木坂愛も本物だ。

 表向きだけではなく、しっかりと乃木坂のことを見てくれているバナナマンが番組のMCを務めてくれているということは、乃木坂メンバーにとっても、乃木坂ファンにとっても光栄なことだろう。

(石田安竹)

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