石橋貴明、好感度アゲ記事が急増している裏事情

 かつては時代の寵児ともてはやされ、この40年で最も成功を収めたテレビタレントのひとりに数えられるとんねるず・石橋貴明(60)。

 しかし、最後の地上波レギュラー番組を失ってからすでに1年以上が経過。現在はユーチューブ「貴ちゃんねるず」などネット番組やラジオが活動の中心となっている。ファンにとってはさびしい気もするが、21年に出演した「情熱大陸」(TBS系)では「テレビから戦力外通告を受けた」と語るなど自ら“終わったテレビタレント”と言ってはばからない。

 ただし、テレビへの出演頻度と反比例するようにメディアでは彼に関する記事が急増。しかも、全盛期に多く見かけたバッシング報道は皆無で、その多くが好意的な内容だ。

「近年はスケジュールに余裕が生まれた影響なのか、大物芸能人にしては取材をよく受けてくれます。今では多くの人が知るところになりましたが、タカさんは体育会系出身らしく礼儀正しくて根は真面目。言いにくい質問にも答えてくれるし、取材時間が押しても嫌な顔もしません。そうした対応の良さは記者たちの間でも評判になっています。もちろん、悪い噂なども聞きません」(芸能ライター)

 言わずと知れた名門・帝京高校の野球部出身。野球担当記者が舌を巻くほど知識・情報量が豊富で、プロ野球の現役選手やOBからも慕われ直接連絡を取り合う者も多い。

「野球に限らずスポーツ全般が好きで、取材中にその話で盛り上がることも珍しくないそうです。それに40代以上のベテラン記者や、編集長、デスクなどの役職クラスはとんねるずの番組で育った世代。記者も人の子ですから忖度しなくても好意的な内容になってしまうのでしょう。SNSやネット動画の発言を含めた動向が逐一スポーツ紙などで記事になる背景にはそうした影響もあるようです」(同)

 とはいえ、再びテレビで大暴れする姿も見たいものだ。

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