沢口靖子「科捜研の女」に続編報道、打ち切らせたくない2つの理由とは?

 1999年から続く女優・沢口靖子主演のドラマ「科捜研の女」(テレビ朝日系)。4月7日に放送されたシーズン21の最終回では、主人公・榊マリコがカメラ目線で「今まで本当にありがとう」と仲間に感謝の言葉を口にする場面があり、ネット上では〝ついに完結か?〟との噂が流れた。昨秋から一部メディアでも終了報道が飛び出していたが…。

 5月10日発売の「週刊女性」は、同ドラマの新シーズンがスタートすると報じた。記事によると、視聴率の低落傾向に加え、撮影所は京都にあるため、大物ゲストを呼ぶときに交通費や滞在費がかさむ。製作を請け負う東映は終了の方向で動いていたが、終了報道が既成事実化されることは沢口サイドもプライドが許さず、所属事務所と東映が協議した結果、今年10月から1クール限定で復活が決まったとのことだ。

「沢口は85年のNHK朝ドラ『澪つくし』のヒロイン役で人気を集め、以来、国民的女優として多くの視聴者に支持されています。『科捜研の女』の撮影では、不測の事態に備えてクランクインの1週間前に京都入り。また、セリフを完璧に覚え、これまでほとんどNGを出したことがないといいます。視聴率の低迷が危惧されたこともありますが、平均視聴率はほとんどが2桁をキープ。沢口としては、自分のドラマへの貢献度は高く、〝このままでは終われない〟という意地のようなものがあってもおかしくありません」(芸能記者)

 もう1つ、沢口には引き下がれない大きな理由があるようだ。

「沢口は20年、都内の一等地に建つ高級マンションを購入しました。最上階で広さは約140平方メートル、購入価格は約3億円だとか。新幹線での移動にも便利な立地で、『科捜研の女』の撮影で京都に通うのにも便利だからと選んだのでしょう。にもかかわらず終了となってしまえば、あまりにも虚しすぎます。新居のことを思えば、絶対終わらせたくなかったはずです」(前出・芸能記者)

 沢口の意地が〝続編〟につながったようだ。

(石田英明)

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