ホリプロ四女・高畑充希は薄利でも…/ドラマ女優「ギャラ番付」を公開する(3)

 続いては着実に大関獲りを狙う杏(35)が土俵入り。

「もともと明るく頼れるキャラが女性から支持されていたが、一昨年に東出昌大(33)と離婚したことで、逆に頼れる女優として再評価。昨年11月からは自身のYouTubeチャンネルを開設し、最近はトレードマークのロングの黒髪をショートボブにカットする姿を公開した。4日間で240万回以上の再生数を稼ぐほどの人気になっています」(芸能デスク)

 その一方、元夫は所属事務所から1月末で追い出されることに。

「果たして、ダメ男の烙印を押された東出を拾う事務所が出てくるかどうか。ただ、杏からすれば好都合で、元夫のダメっぷりが目立つほどしっかりものが際立ち、価値は上がることになります。もっとも、落ち目の元夫を尻目に、本人は子連れでのフランス移住を予定していて、今後は仕事がある時だけ帰国する〝出稼ぎ女優〟になるようです。ちなみに航空運賃は制作サイド持ちなので、実質ギャラは150万円以上になるそうです」(プロデューサー)

 フランス高跳び後は、元夫のアホ面を見ることがなくなるだけに一石二鳥!?

「女優のギャラは時価。ただし、過剰に上げればオファーは来ず、かといって一度値踏みで減額を認めてしまうと即落ち目女優のレッテルを張られてしまうのが難しいところです」(芸能デスク)

 38年のキャリアを誇る沢口靖子(56)もギャラ降格を提示された一人だというのだが‥‥。

「実は数年前に『科捜研の女』(テレ朝系)が不人気となり、打ち切り話が出た。その際に、値を下げてもドラマを継続することを選択。結果、今では〝奇跡の五十路〟としてマリコ役の再評価につながった。最近では松嶋菜々子(48)も値を下げた一人です。アラフィフを迎え、子育ての傍ら女優を続ける彼女は、主役仕事よりも2番手女優となる決断をしたようです」(プロデューサー)

 さらに下位から下剋上を狙うのが、ホリプロ姉妹の〝四女〟高畑充希(30)だ。

「事務所の方針としては上の3姉妹とは若干異なり、薄利多売の叩き売り状態でした。女優1本というより、とにかくドラマ出演で顔を売ってCM契約につなげる作戦です。実際、NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』主演以降も、安価で休みなく連ドラに出演を続けていました。ただ、現場ではベテランから若手までどんな役者が相手でも〝受け〟の演技ができると評判ですので、今こそ3人の姉を凌ぐチャンスです」(事務所関係者)

 波乱の冬ドラ初場所は始まったばかり。金星を摑むのは果たしてどの女優か。

〈ドラマ女優「ギャラ番付」令和4年初場所〉

【東】

横綱・米倉涼子(46)単価:400万円 「ドクターX」(テレ朝系)では自らのギャラを下げて大物ゲストを確保

横綱・天海祐希(54)単価:220万円 「緊急取調室」(テレ朝系)など、五十路となっても安定の視聴率女王

大関・石原さとみ(35)単価:170〜200万円 今春出産予定を発表。早くも妻となっての艶技への期待が膨らむ

大関・新垣結衣(33)単価:150〜180万円 昨年5月に結婚&事務所独立を発表。大河後は出演作を絞る可能性

関脇・上戸彩(36)単価:150万円 「となりのチカラ」(テレ朝系)では内助の功の美人妻を好演中

小結・有村架純(28)単価:140万円 23年「どうする家康」では家康の正室役で大河ドラマ初出演へ

前頭1・松嶋菜々子(48)単価:100〜120万円 「家政婦のミタ」(日テレ系)は視聴率40%! 今は2番手女優を堅調に

前頭2・川口春奈(26)単価:100〜120万円 大河「麒麟がくる」の代役以降も、昨年は紅白司会の大役を務めた

前頭3・篠原涼子(48)単価:100万円 実生活での離婚・親権放棄により、かつてのOLカリスマ枠から陥落

前頭4・石田ゆり子(52)単価:80万円 ドラマは常に出すぎない2番手。五十路癒やし女優はCMで荒稼ぎ

前頭5・本田翼(29)単価:80万円 契約16社のCM女王。スポンサー多数で出演オファーが絶えない

【西】

横綱・綾瀬はるか(36)単価:300万円 昨年はコロナ感染も連ドラ人気は衰えず、主演争奪戦で価格は急上昇

横綱・鈴木京香(53)単価:200万円 主演は深夜ドラマに限定。五十路を越え、すっかり母親役も板につく

大関・長澤まさみ(34)単価:150〜180万円 「コンフィデンスマンJP英雄編」が公開中。連ドラ出演は映画化が条件

大関・北川景子(35)120〜150万円 一昨年は夫・DAIGOも仰天の産後2カ月で超スピード復帰

関脇・杏(35)単価:150万円 負けない女キャラで高支持。海外移住前に離婚後初主演が内定!?

小結・深田恭子(39)単価:120万円 実業家との結婚が囁かれるが、婚前にラスト艶技をみせつけるか?

前頭1・高畑充希(30)単価:100〜120万円 ホリプロ姉妹・四女は「とと姉ちゃん」後も休みなく着実に稼働

前頭2・浜辺美波(21)単価:100〜120万円 「ドクターホワイト」(フジ系)主演。ポスト長澤まさみを狙う

前頭3・沢口靖子(56)単価:80〜100万円 数年前に大幅ダウン提示後、奇跡の五十路として科捜研ブーム到来

前頭4・黒木華(31)単価:80万円 今期は「ゴシップ」(フジ系)主演。働く女としてOLから人気

前頭5・広瀬アリス(27)単価:80万円 CM契約12社と人気急上昇も関ジャニ∞・大倉忠義との熱愛で‥‥

*「週刊アサヒ芸能」2月4日号より

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