「閉鎖続出」のお台場がゴーストタウン化している?

 今や都心を代表する人気スポットとして知られるお台場。97年にフジテレビ社屋が以前の新宿区河田町から現在の場所に移転した当時は何もなかったが、その後開発が一気に進み、商業施設などが次々とオープン。ところが、最近そんなお台場に異変が生じている。

 昨年9月の「東京お台場 大江戸温泉物語」とショッピングモール・結婚式場の「アニヴェルセル東京ベイ」の閉鎖を皮切りに、12月にはトヨタ自動車の大規模ショールームの「MEGAWEB」、今年1月にはイベント会場の「Zepp Tokyo」、2月には「晴海客船ターミナル」、3月には商業施設「ヴィーナスフォート」が相次いで閉館。さらに今年8月には地域のランドーマークだった「パレットタウン大観覧車」、デジタルアートミュージアムの「チームラボボーダレス」の営業終了も予定されている。

 ここ2年はコロナ禍の影響もあって閑散としていたが、四半世紀も絶たないうちに閉鎖するのは少々早すぎる気がする。以前は週末になると大勢の人で賑わっていたが、現在これら施設があった一帯は人影もまばら。

「いずれの施設も閉鎖されたのは、経営的な事情ではなく再開発によるもの。つまり、もともと将来的に閉鎖されることが決まっていたんです」(経済誌記者)

 なかでも大観覧車のあるパレットタウン一帯にはショッピングモールや1万人規模のアリーナ施設など新たな大規模複合型施設が建設される。来年春から工事が着工予定で25年6月ごろに完成する見込みだ。

「アリーナはプロバスケットボールBリーグのアルバルク東京の本拠地となり、コンサートにも使用されます。Zepp Tokyoを大きく上回る規模で、首都圏ではさいたまスーパーアリーナに匹敵するイベント会場です。現在は一時的に人が離れても再び人気スポットになるのは間違いないでしょうね」(同)

 お台場がどのように生まれ変わるのか今から3年後が楽しみだ。

ライフ