ベテランなのに大型新人? 鈴木雅之がアニソン歌手として再ブレイク!

 今年でデビュー42周年を迎えた歌手・鈴木雅之。65歳という年齢を感じさせず、現在もライブや新曲のリリースを精力的に行っている。そんな彼がここ数年、アニソン歌手として脚光を浴びているのをご存じだろうか?

 4月8日から放送開始の「かぐや様は告らせたい−ウルトラロマンティック−」(TOKYO MX、BS11、ABEMAなど)のオープニングソング「GIRI GIRI」を担当。しかも、19年1〜3月放送の第一期、20年4〜6月の第二期に続いて三度目。同じ作品の主題歌を3期連続で務めるのはアニソン界でもかなり異例のことだという。

「以前からファンの間では“アニソン界の大型新人”と呼ばれ、本人もこのキャッチコピーを大変気に入っている様子。新シリーズのオフィシャルサイトでも『アニソン界の”永遠の”大型新人・鈴木雅之です』と挨拶コメントを載せています」(芸能記者)

 実力派シンガーとして第一線で活躍を続け、その実力は多くの音楽関係者が認める。R&Bをベースとして甘く切ない歌声で00年代に入ってからは“ラブソングの帝王”と呼ばれていたが、これに新たな称号が加わった格好だ。

「近年のトレンドだと同作のようなアニメには萌えソングを使いましたが、前作までの曲は『作品の雰囲気に合ってる!』とファンにも大好評。さらに第一期は伊原六花、第二期は鈴木愛理とのデュエットソングで、今回の第三期の主題歌もガールズバンド『SILENT SIREN』ボーカルのすぅを迎えています。鈴木さんといえば、姉の鈴木聖美との『ロンリーチャップリン』、菊池桃子との『渋谷で5時』も有名ですが、アニソンながらこれに加わる新たなデュエットソングの名曲と高い評価を得ています」(同)

 実際、20年の紅白歌合戦にはソロ歌手として28年ぶりに出演し、昨年大晦日にも2年連続でステージに立つなど再ブレイク。アニソンによって新境地を開いたようだ。

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