ヒカルや手越にもブチギレ! YouTubeでバズった鬼のマナー講師に批判が殺到したワケ

 3月23日に放送された「ヒルナンデス」(日本テレビ系)に、マナー講師である平林都先生が出演。お笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹や和牛、ティモンディらにホテルでマナーを教え、お得意のブチギレ講習を行った。

 平林先生と言えば、YouTuber・ヒカルやエミリン、手越祐也とも過去にYouTubeで共演し、その厳しいツッコミが視聴者にウケ、動画は百万再生を超え大バズリしたものだった。

 彼女の出演した動画はどれも好評であったが、この日の番組には視聴者から批判が殺到し、冒頭から「ノックをしろ!」「いただきますは家で言うことや!」と芸人らを叱りつけた平林先生に対し、「人前で怒鳴らないという当たり前のマナーを教えてあげたい」「最大のマナー違反はマナー違反をその場で指摘すること」「あの先生の怒鳴り声が不快でチャンネル変えた」と、ネット上でさまざまなコメントが飛び交っている。

 YouTubeでは人気者だった平林先生が、テレビではなぜ受け入れられなかったのか。その理由を放送作家が明かす。

「昼の時間帯にテレビを見ているのは、子育てがひと段落した主婦や、リモートワークで休憩時間にリラックスモードになっている社会人が多いはず。そんな視聴者が、マナー違反とはいえ、突然怒り出す先生に萎縮する芸人の姿を見せられても不快感しかありません。YouTubeでバズったことに味をしめ、テレビ局側が平林先生のキャラを作りすぎてしまったことが原因ではないでしょうか」(放送作家)

 YouTubeでは過激な演出がウケる一方で、テレビでは視聴者に嫌悪感を持たれることも。制作側には今一度、視聴者目線に立った番組作りを心掛けてほしいものだ。

(佐藤ちひろ)

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