3月で放送終了となる「バイキングMORE」(フジテレビ系)。番組MCの坂上忍がテーブルに肘をついて話すのはおなじみの光景で、昨年9月には自民党総裁選に出馬した元総務大臣の高市早苗政調会長にインタビューした際にも、堂々と肘をついていたことから、視聴者からは《政治家に話を聞く態度じゃない》《あまりに無礼すぎる》といった批判の声が噴出していたのだが…。
3月9日放送の「バイキングMORE」では「東北旅2022」と題して坂上とサンドウィッチマンによるロケVTRが紹介された。
一行が訪れたのは宮城県出身の漫画家・石ノ森章太郎さんの功績を称えた石ノ森萬画館。「サイボーグ009」の立体展示物が飾られたブースでは「懐かし〜!」と歓声をあげていた坂上。「仮面ライダー」のブースに入ると、そこには歴代ライダーのマスクが左から1号、2号、V3という順番に展示され、坂上は「これ(仮面ライダー)Xは覚えてる」とコメントしつつ、その近くの仮面ライダー・アマゾンのマスクが飾られた展示ケースの上に右肘を置く。そこでサンドウィッチマン伊達みきおから「坂上さん、子役時代からお芝居の世界にいますけど…」と話を振られると「子供向けの番組は“ジャリ番”って言われてたんだけど、それに出たのはね、1個しか出たことない。『ふしぎ犬トントン』っていうやつ」と明かした。その間も右肘は展示ケースに乗せられたままだった。さらに「4、5歳の頃かな」と、大映スタジオに行った際に「そこに特撮用のプールがあんのよ」と切り出してミニチュアのガメラを目撃したエピソードを披露したのだが…。
「坂上さんはずっと後ろに体重を預けるように、マスクの展示ケースによりかかった状態。その口ぶりや態度からは、あまり『仮面ライダー』などの石ノ森作品への敬意が感じられませんでした。石ノ森萬画館の公式サイトには写真撮影に関するページにはっきりと『展示品に手を触れないでください』と記されています。もしも一般の来場者が坂上さんのようなポーズをとっていたら、注意されると思うのですが…。案の定、ネット上でも仮面ライダー愛好家から《坂上の肘は許せない》《マスクの上に肘を乗せてんの大丈夫なのか》《マスクが泣いてるぞ。誰か注意しろよ》といった怒りの声があふれていました」(ネットライター)
番組では「東北旅2022」と題して被災地を応援してきたが、これでは仮面ライダーファンから反発をくらっても致し方なし!?