亀田製菓「柿の種」に登場!“ピーナッツだけ”の楽しみ方

 亀田製菓の定番米菓「亀田の柿の種」は、これまで柿の種とピーナッツの配合を決める国民投票をおこなうなどして比率を決めてきたが、新たにピーナッツのまったく入っていない「150g 亀田の柿の種 ピーナッツなし 6袋詰」とピーナッツしか入っていない「150g 亀田の柿の種 ピーナッツだけ 6袋詰」を3月7日から発売することが明らかとなった。

「亀田の柿の種は1966年の発売当初には柿の種7対ピーナッツ3の比率で配合されていましたが、ピーナッツをもっと食べたいという要望を受け70年代前半に比率を5対5に変更すると売り上げが激減。以降は2020年まで6対4の比率を続けてきました。しかし、19年に柿とピーの比率を決める『当たり前を疑え! 国民投票』を実施するとおよそ26万票があつまり、比率7対3が得票率29.5%と圧倒的支持を集め、現在は発売当初と同じ比率に戻されていました」(フードライター)

 しかし、20年9月~11月に「亀田の柿の種 何なの?問題」キャンペーンでアンケートを実施すると《ピーナッツの量を減らして柿の種の量を増やして欲しい》《なによりピーナッツが美味しいから、ピーナッツだけを食べたい》といった声が多かったため、ピーナッツなしとピーナッツだけの2商品が誕生したという。

「19年に実施した国民投票では、7対3が圧倒したものの8対2が19%、6対4が17.9%、5対5が14%、9対1が7%と様々な比率を求める声があったので、ピーナッツなしとピーナッツだけの2商品で自由に自分の好きな比率をカスタマイズして楽しむことができます。ただ、『150g 亀田の柿の種 ピーナッツなし 6袋詰』の予想販売価格が183円前後、『150g 亀田の柿の種 ピーナッツだけ 6袋詰』の予想販売価格が258円前後となっているので、ちょっと贅沢な楽しみにはなるかもしれませんね」(前出・フードライター)

 晩酌のアテや子どものおやつにそれぞれ購入してみてはいかがだろうか?

(小林洋三)

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