手塚とおるだけじゃなかった!番組本番中にカツラを外した人気者とは?

 突然の光景に、さすがのお笑いモンスターも、ア然とするしかなかったようだ。
 
 ドラマ「半沢直樹」や「アバランチ」などでの怪演で知られる個性派俳優、手塚とおるが22日放送の日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」に出演。この日のテーマは「細かいことは気にしない芸能人VSいろいろ気になる芸能人」で、「気にしない」側の女優・中田喜子から、ドラマの現場でリハーサルのたびに髪が乱れる、との話題が振られると、「気になる」タイプのゲストとして参加した手塚も、髪を白く染めているのは役作りのため、と話題に参戦。
 
 ところが、「ブリーチをかけると、髪が切れたりすることがあって。だから前髪とかすんごく短くなっちゃってて」と語ると、「これカツラなんです!」と突然前髪部分を外して、カミングアウト。予期せぬ行動に、MCの明石家さんまも思わず「えっ、何で?」と言葉を失い、スタジオ内が唖然とした空気に包まれることに。
 
 芸能記者が苦笑しながら語る。

「手塚は昨年2月放送の『さんま御殿』出演の際も、VTR中にトイレに立ち、VTR明けギリギリにスタジオに小走りで戻ってきて”失踪した”と騒がれれたことがあります。彼はもともと、ナイロン100℃の立ち上げに参加、大人計画、劇団☆新感線などに客演してきた舞台人で、いうなればライブが真髄。ただ、本番でカツラを外したのは、おそらく某有名アナウンサー以来の出来事でしょう。そういえば、あの有名アナもヅラ外しで存在感を示しましたからね。手塚もこれを機に大ブレイク、なんてことがあるかもしれません」

 そのヅラ外しアナウンサーといえば、関西で大人気のフリーアナウンサー・山本浩之だ。山本アナは、関西テレビの元局アナで、スポーツ実況担当を経て、情報番組・バラエティ番組のMCなどを担当。2013年にフリーとなった。

「山本氏が当時MCを担当していた情報番組『クロスファイア』の生放送でカツラをとったのは、1998年の1月のこと。彼は90年から7年間、ニュース番組『アタック600』のメーンキャスターを務めていましたが、97年9月末に後輩にバトンタッチすることになった。本当は帯番組から解放されるこのタイミングで、カツラをとって出勤しようと心に決めていたといいますが、『アタック〜』が終わるころにプロデューサーから新番組『クロスファイア』に参加してほしいとのオファーが。さらに、『ハゲの時代、というテーマで番組1本つくろやないか』と口説かれて、その結果、本番中のカミングアウトとなったそうです。この仰天行動は当時、ワイドショーやスポーツ紙に取り上げられ大反響。以降、山本氏はバラエティ番組でもハゲネタを駆使し、お笑い芸人以上の笑いを取っています」(同)

 怪優・手塚とおるの今後にますます期待だ!
 
(灯倫太郎) 
 

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