「テンション上がる!」JA全農のレシピ・ツイッターが16万フォローで大人気

「ごはん何作ろうか」と迷ったら断然参考になる! と大評判なのが、JA全農が運営しているツイッター「全農広報部【公式】日本の食を味わう」だ。

 ほぼ毎日更新しており、簡単でおいしいレシピが紹介されているので、独り暮らしの男性にも役に立つ。19年7月に開設されて以来、累計投稿数は1200件以上で、今ではフォロワー数が16万を超えている。

 ホーム画面に「みなさんのごはんがちょっと楽しくなることを目指してつぶやいています」とある通り、ここで紹介されているレシピが「マジおいしそう」「フォローして損ないやつ」「地上で獲れるものは知り尽くしている感」と人気だ。

 例えば1月25日に紹介されているのは「ひじきご飯」。作り方を紹介しながら、「ひじきの煮物って渋めなおかずですが、混ぜごはんにするとなぜかテンション上がるしめちゃうまい」とその食いしん坊なコメントが面白く、確かに簡単にもかかわらずテンション上がり目で実際に作りたくなる。

 1月21日に紹介された「新たまねぎご飯」はビジュアルも圧巻だ。レシピ画像には、これから炊かれる窯の中の米の上にベーコンが敷き詰められ、その上にドカンと新たまねぎが乗っている。ツイートには「新たまねぎの時期が始まったよひゃっほーい!」とあって、これまたユルカワ。出来上がった写真では、もともと柔らかい新たまねぎに十分に火が通って、もうホロホロなのが視覚でも伝わってくる。これは是非とも試してみたいものだ。

 投稿は広報企画課の職員7人が考え、自ら調理して写真も撮影して更新しているのだとか。JA全農と言えば農業のプロ集団なだけに、ネットであった「地上で獲れるものは知り尽くしている感」が確かに伝わってくるようだ。

 21年に人気だったレシピは、「舞茸ご飯」「キャベツのくし形煮込み」「スティック柿」などで、いずれも簡単だがどこか変わった発想で新しい。例えば「ラッシー」などは牛乳とヨーグルト、砂糖を混ぜるだけなのだが、意外に作り方が知られていないからだろう、20年4月に初投稿されてから根強い人気なのだとか。

 と、原稿を書いているだけでお腹が空いてくるのだった。

(猫間滋)

*写真はイメージ

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