真面目系女子への転向は失敗だったのか!?
タレントの”ゆきぽよ”こと木村有希が11月28日、情報番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。マスクから鼻を出す”鼻マスク”について持論を展開した。
番組では大分県臼杵市議会でマスク着用をめぐって騒動になっている若林純一議員を取材。同議員は今年9月の市議会で、いわゆる”鼻出しマスク”の状態で出席。適切なマスクの着用を何度も求められたが応じなかったため発言を認められなかったが、議会でマスク着用を強要され、発言を禁じられたのは法律違反だとして22日、臼杵市と市議会を相手取って大分地裁に提訴した。
これについて意見を求められたゆきぽよは「持病があって苦しくなったりマスクできない人もいるじゃないですか。そういう人とかもいるから、若林さんの主張を聞かないで、強制して出て行けってやるのは違うんじゃないですかって思うんですけど」と、若林議員に同情した。
続けて、「個人的には鼻マスクくらい別によくない?と思っています」と、大胆な意見を披露。その理由については「レストランとか行くじゃないですか、みんなマスクしていないでごはん食べて普通に会話もしているじゃないですか。それなのに感染者数は上がっていないじゃないですか、実際! ということは、マスクしないのはまだ怖いし、まだ時期じゃないかなって思いますけど。鼻マスクくらい、いいんじゃないかなって思います」と、世間の気が緩みつつある中でも感染者数が減少傾向にあることを引き合いに出している。
また、「ファンデーションがよれちゃったりすると本当に困るし、時間もない中でやるから。やっぱりマスク邪魔ッスよねー」「夏地獄でしたね、べっちゃべちゃ。顔面最悪でした」と、メイクをする女性ならではのマスクをつけることによる弊害についても語っている。
ギャルのゆきぽよならではとも思えるぶっちゃけた意見だったが、世間からは「こういう目先の事しかみてない人が多い事に危機感を感じる」「この人は男性を見る目もそうだけど、危機管理能力が欠落している」「コロナに感染したゆきぽよに言われても説得力ないわな」など、批判的な意見が集まっている。
「番組側もゆきぽよに知的なコメントは求めていないでしょうし、本人も若者代表といったポジションでコメントを求められていると感じたのかもしれません。それでも、あえてテレビで言うほどの発言かと言われればそうでもないですし、ゆきぽよ自身が8月にコロナに感染しているわけですから、むしろより慎重になるぐらいの姿勢がよかったのではないでしょうか。
ゆきぽよは19年に自宅で“知人男性”が違反薬物を使用した容疑で逮捕され、彼女も尿検査を受けていたことが今年1月に発覚。以前は“交際男性5人中4人が逮捕された”とネタにしていましたが、さすがにこの騒動の後には『もうヤンキーたちとの縁を切ろうと思います。ちゃんと働いていて、ちゃんと定時に帰ってくる人とおつきあいしたいです。スーツを着ている人がいいですね』と、今後付き合う人は真面目な相手がいいと『週刊文春』の記者に直撃に答えており、真面目路線へのシフトを図っていました。しかし、交際発覚した新恋人の歌手・CIMBAは胸元や両腕などにタトゥーがビッシリ入っており、世間一般の人からすればコワモテのルックス。そのため、やはり男の好みは変わっていないとみなされ”真面目化計画”もとん挫していますから、今回の発言といい、言動も通常運転に戻った気がします」(エンタメ誌ライター)
正攻法で好感度を上げていくことを諦めての逆張り発言かもしれないが、完全に見放されてしまわないように気を付けて欲しいところだ。
(田中康)