太田光の選挙特番が視聴率最下位!TBSに“任命責任”を問う声も

 お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が10月31日、選挙特番「選挙の日2021 太田光が問う!私たちのミライ」(TBS系)にMCとして出演。視聴率も評価もいまひとつだった。

 同日、民放テレビ各局は衆院選開票特番を放送。視聴率は「zero選挙」(日本テレビ系)が10.8%でトップ(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)。太田の「選挙の日2021」は6.2%。民放の中では最下位に終わった。

 視聴率で惨敗した太田だが、ネット上の評価も散々だった。衆院選候補者たちに生質問したのだが、小選挙区で苦戦が伝えられた自民党の甘利明幹事長には「ウァハハハー御愁傷様でした」と発言。れいわ新選組の山本太郎代表には「メロリンキュー」と挨拶。メロリンキューは、山本氏が「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」(日本テレビ系)の「ダンス甲子園」で、海パン、水泳帽にテカテカの肌で「メロリン…キュー!!!」と叫ぶ一発芸のこと。太田と山本氏は終始議論が噛み合わず、2人の会話は平行線。中継は途中で終了し、太田は「あぁ、時間なくなっちゃった…あいつ態度悪いね」と吐き捨てた。

 ネット上では太田のツッコミを面白がる声もあったが、「言葉遣いも態度もとても不愉快」「何様?」「無礼で非常識」「辛口と無礼を履き違えている」「放送事故レベル」「勉強不足」などと厳しい注文もついた。

「局側の人選ミスという声も聞かれました。太田が司会を務める『サンデージャポン』(TBS系)では、政治に対する辛口発言でもバラエティ番組という性格上、笑いが取れて許されもしました。しかし、選挙特番は別。国政選挙の番組では、政治に対する知識とともに、最低限のマナーも必要です。そもそも太田は2013年6月放送のラジオ番組『JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で、政治家について『俺のほうが儲けている』『(政治家は)全員クソだよ!』などとブッタ斬っていましたからね。視聴率も評価もガタガタでしたが、政治家を軽視する太田を選挙特番のメインに据えたTBSにも〝任命責任〟があるのではないでしょうか」(週刊誌記者)

 次の選挙特番のMCには〝当確〟とはいかなかいようだ。

(石田英明)

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