ミュージシャンのシシド・カフカが、抜群のスタイルを見せつけた。10月22日配信の「NEWSポストセブン」が伝えた。
同サイトは9月下旬、スタジオに入るシシドをキャッチ。マスクまで全身黒のコーデで統一し、「異次元スタイル」と言わしめたほど見事なプロポーション。175センチの長身にもかかわらず、驚異の小顔で10頭身近いスタイルだとか。5年前、ユニクロのモデルに起用されたときは、身長173センチで9頭身と言われるモデルの道端カレンと会見に登場したが、道端よりも背が高くて顔も小さく、報道陣を驚かせたという。
9月5日に行われた東京パラリンピックの閉会式では、自身が主宰する音楽集団「el tempo」を率いて出演。コンダクターとして、100種類以上もあるハンドサインを駆使し、パーカッションによる即興のセッションを披露して話題となった。
今でこそショートカットがトレードマークの美貌と、類稀なるスタイルで注目されているが、下積み時代もあった。シシドは18歳でドラマーとしてプロ活動を開始するが、CDデビューを果たしたのは27歳のとき。空白の9年間については、2017年10月放送の「ウチくる!?」(フジテレビ系)に出演した際、シシド自身「暗黒の時代」と呼んでいたことを明かした。音楽で生計を立てられず、立ち飲みのワインバーでバイト。芽が出ず、経済的にも苦しかったが、ワインバーではスタッフや常連客が温かい言葉で支えてくれたという。
「経済的に苦しい暗黒時代を耐えられたのは、もともと〝捨てられない性格〟だったのが、大きかったと思います。18年3月放送の『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に出演した際、調味料の賞味期限は1年過ぎていても平気と告白。使い終えた台本などの紙は、定規でカットしてメモ帳として使っているそうです。また、小学校のときに買った色鉛筆は20年以上も捨てられずに持っているそうです。捨てることができないモノ持ちの良さが、節約につながったに違いありません」(テレビ誌ライター)
捨てられないのは、モノを大事にしている証拠。ファンも大事にして、これからも活躍するに違いない。
(石田英明)