眞子さま、皇室離脱で「暴露ドラマ」危機(1)海外の制作会社が虎視眈々と…

 厳かな十二単も華やかなウェディングドレスもなし。異例の地味婚で皇室を離れた眞子さん(30)。婚姻届の提出と結婚会見の一方で、宮内庁は2人を待ち受ける海外ハゲタカメディアに最大級の警報を鳴らしているという。

 皇室ジャーナリストが不安な胸中を明らかにする。

「今回のご結婚により、皇室は最大の危機を迎えています。秋篠宮皇嗣家長女のご結婚でありながら、結納にあたる『納采の儀』も両陛下とのお別れの挨拶となる『朝見の儀』も行われなかった。一部メディアは『駆け落ち婚』と揶揄しているが、皇室がおふたりを放逐したようなものだという、皇室批判の声も上がっている。今後は『小室眞子』として、第2の人生を米ニューヨークでスタートすることになりますが、宮内庁は皇室スキャンダルを海外メディアに暴かれるのではないかと青ざめているのです」

 いったい、どういうことなのか。大手紙の国際部デスクが解説する。

「神秘の国、とりわけ世界で唯一『エンペラー』の称号を持つ日本の天皇、そして皇室に対する関心度は非常に高い。トランプ前大統領でさえ、来日の際には『ジャパニーズ・エンペラーに会わせろ』と要求したとされます。今回の結婚に関しても、帰国直前に小室さんのちょんまげヘアが物議を醸したことに『日本では人の印象を決める上で、外見が大きな意味を持つ』などと英BBCが報じている。図らずも眞子さまの結婚が英王室のお家騒動と類似したことで、海外メディアは謎に包まれた日本の皇室を実録ドラマとして描く滅多にないチャンスだと注目し、海外の制作会社が虎視眈々と狙いを定めている」

 それもこれも、暴露ドラマとして成立させる「下地」が、この結婚には十分にあったからだ。

 17年9月、お互いを「月と太陽」と例えて婚約内定を発表された眞子さまと小室圭さん(30)。ところがその年の暮れ、小室さんの母・佳代子さんと元婚約者との間の金銭トラブルが報じられると、祝福ムードは一変。18年2月には、秋篠宮殿下が「多くの人が納得し、喜んでくれる状況にない」と異例の「婚約延期」を表明するに至った。その後、小室さんは米国に留学。実に4年の歳月と遠距離恋愛を乗り越え、2人の結婚は結実したのだが‥‥。女性誌記者が語る。

「バッシング報道が過熱する中、変わらず小室さんへの愛を貫かれる眞子さまの真摯な姿に『皇室の体質が古い』『いい加減、認めてあげるべき』など、皇室を批判する声が出てくるようになった。秋篠宮殿下も最後には『結婚は個人の権利として認める』と半ばサジを投げる形となった。とはいえ、皇室を離れて米国に飛んでも、2人が世界の耳目を集めることは間違いありません。すでにニューヨーク・タイムズ紙は『小室さんはお金目当てなのでは、という世間の見方を払拭するために奮闘してきた』としながらも、メディアの取材攻勢に晒された英王室になぞらえ、『日本のヘンリー王子とメーガン妃』と、境遇が似ていると報じています」

*「週刊アサヒ芸能」11月4日号より。(2)につづく

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