チュート徳井が明かした指原莉乃「年収32億円」の意外な信ぴょう性

 本当にそんなに稼いでいるのか? バラエティ番組で明かされた元HKT48・指原莉乃の年収額に世間がどよめいている。

 指原がMC陣の一人を務める「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)では5月15日の放送で、同じくMCのチュートリアル・徳井義実が埼玉の高校に潜入。そこで一人の女子高生から「年収を教えてください」とド直球の質問を受けていた。

 ここで徳井は「吉本興業はあんまりくれないのね」と言葉を濁しつつ、後藤輝基とSHELLYを含むMC陣4人の中で「一番多いのが指原で、指原の年収は32億円です」と言い放ったのである。このVTRに指原は「そんなわけないです!」と真っ向から否定していたが、実際はどうなのか。テレビ誌ライターが推測する。

「もちろん32億円は絶対にあり得ません。タレントにとって最もワリのいい仕事はCMで、指原は現在6社のCMに出演していますが、1社3000万円としてもやっと2億円弱。残りの30億円を稼ぎ出すには毎日1000万円弱が必要で、出演ギャラだけではとうてい不可能です。ほかには自身がプロデュースするアイドルグループ『=LOVE』で作詞も手掛けるものの、作詞印税やカラオケ印税は良くて数百万円程度。どこをどう足し算しても32億円には遠く及ばないでしょう」

 4~5割と言われる所属事務所の取り分を無視しても、女性タレントが10億円を稼ぎ出す例は日本の芸能界ではまずあり得ないようだ。では徳井は女子高生を相手に口から出まかせの数字をあげたのだろうか? ここで前出のテレビ誌ライターは、指原の否定ぶりが気になると指摘する。

「あり得ない金額であれば、冷めた目で否定すれば済むはず。それが焦ったように見えたということは、32億円という数字に現実味があったからではないでしょうか。たとえば指原の稼いだ総額が3億2000万円だったのであれば『ちょうど10倍という、いかにもな金額をバラすな!』とビビった可能性が考えられるのです。タレントの取り分が5割なら、彼女自身の年収は1億6000万円という計算。指原に関しては“1億円プレーヤー”との噂も根強く、かなり信ぴょう性の高い数字となります」

 たしかにCM出演で2億円近くを得ていれば、残りの数千万円をテレビタレントの仕事で稼いでいても不思議はない。どうやら32億円というウソの数字が逆に、指原の1億円プレーヤー説を裏付ける結果になったのかもしれない。

エンタメ