11月8日、性加害報道をめぐり、名誉を毀損されたとして「週刊文春」編集長らに損害賠償などを求めていたダウンタウン・松本人志が、訴えの取り下げを発表した。
「松本は8日、性的行為の強制性の有無を直接示す物的証拠がなかったことを確認したうえで、『多くの方々にご負担・ご迷惑をかけることは避けたいと考え、訴えを取り下げることとしました』と、自身の『X』などで報告しました。また、かつて女性らが参加する会合に出席していたことは認め、『参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます』とコメントしています」(芸能記者)
そんな松本の報道をめぐっては、昨年放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系)にて、指原莉乃が「女性がついていったのが悪いんじゃないかっていう話をネットが今してるじゃないですか。それがそもそも一種のセカンドレイプなんじゃないか」「“8年前のこと”っていうニュアンスも、私はすごくよくない風に感じます。時間が経っても同じように扱うべき」などと発言したことが話題に。その後、因果関係は不明なものの、松本が指原の「X」のフォローを外していたことが、一部メディアで話題となった。
また、2月放送の情報番組「LIVEコネクト!」(関西テレビ)では、村重杏奈も「『絶対にない』って言ってたのに、結局今、松本さんが言ってるのは『強要したわけではない』みたいな。じゃあ、そもそも嘘ついてんじゃん」などと発言。さらにアンミカも同番組で「『10年も経って言うの?』って言われたら、この人(告発した女性)が全部否定されたことになる。それって言ってはいけないこと」などと訴えた。
するとネットでは、性加害が事実かどうか判明していない段階で3人が厳しいコメントをしたことについて「さんざん松本さんの番組で世話になっておいて手のひら返し」「恩知らず」などと怒りの声があがることに。そういった経緯もあり、今回の松本の発表後、3人へのバッシングが加熱しているという。
「今回、松本側が『物的証拠はなかった』と発表したことで、ネットや指原らのSNSには『松本さん無罪やけど、正式に謝罪しろよ』『村重! お前は絶対松本さんに謝れよ!!他にもアンミカとか指原とか!!』『松ちゃんが復帰しても指原、村重、アンミカは2度と共演しないでほしい』などと、松本への謝罪を要求するコメントが殺到しています。そんな中、11月8日の『スポーツ報知』によると、松本は年内休養し、年明けから芸能活動を再開させる可能性が高いとのこと。それだけに今後、“反・松本”のレッテルを貼られた指原らが、松本とテレビ番組で共演するのかどうかについても注目が集まっています」(前出・芸能記者)
現在も多くのバラエティ番組で活躍する指原、村重、アンミカの3人。まだ松本の正式な復帰時期は未定だが、今後再び共演することはあるのだろうか。