AKB48の第2バトルは、今やバラドルの女王に鎮座する指原莉乃と、永遠の清純派のまま引退した渡辺麻友になろう。
アイドル文化に詳しい元「ジャズ批評」編集長の原田和典氏が言う。
「当時は、ともに清純派扱い。指原でさえ『男性が苦手キャラ』だったが、それは、そう演じていたのだということを後年、テレビで告白。そのキャラから変貌を重ね、反射神経の良いトークやリアクションでたくましく邁進した。一方、まゆゆはノースキャンダルのまま引退。男性が苦手というよりは、アイドル道を磨き上げていくために熱中してしたら、図らずともそうなったオタク気質という感じを受けます」
現在の活躍なら指原の圧勝だが、ファンの心に刻んだという点では、まゆゆこそ特筆されるべき存在であろうか。
そして、今やアイドル的な人気を誇る女子アナについて。選んだのは日本テレビの水卜麻美と、テレビ朝日の弘中綾香だ。アイドル評論家・織田祐二氏が比較する。
「水卜ちゃんは好きな女子アナ5連覇、理想の上司も5連覇。さらにインスタフォロワー約136万人です。そして弘中アナは好きな女子アナ2連覇で、インスタフォロワー106万人突破。空前の“あざとかわいい”ブームの中、波に乗った弘中アナですが、ただし、嫌われアナランキングでも1位になっています。多様性が武器ですから、今はアンチ票も強み。話題に事欠かないんじゃないかと思います」
水卜アナが平成最後の好きな女子アナを制し、弘中アナが令和最初のトップを獲った。
「世代交代という意味でも、ぜひ共演していただき、奇跡の化学反応を見てみたい。そのためにはどちらかがフリーになってもらわないと・・・・」(前出・織田氏)
田中みな実と弘中アナの競演は最強のマッチングとなっただけに、水卜ちゃんとの組み合わせも見たいところだ。