玉川徹氏、テレ朝社員の酒宴を謝罪も「手ぬるい!」の声が出る理由

 テレビ朝日の玉川徹氏が8月11日、コメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(同局系)にリモート出演。同局の東京五輪番組担当の社員、社外スタッフ10人が、閉会式が行われた8月8日の夜に打ち上げと称して飲み会を行っていたことについて謝罪した。

 飲み会が行われた8日は新型コロナによる緊急事態宣言が発令中。にもかかわらず一行は都内のカラオケ店で飲酒し、社員1人が誤って店の外に転落して負傷。救急搬送されて入院するという、まさに緊急事態となった。

 この件について、玉川氏は番組内で「テレビ朝日の社員として視聴者の皆さまの信頼を損ねたことに関して謝罪を申し上げます」と深々と頭を下げた。

 玉川氏は同番組で再三に渡り、緊急事態宣言下での行動自粛を叫んでいた。ところが、身内である同局社員らが大失態。玉川氏は「調査委員会などをつくって、すべてを明らかにして視聴者の皆さまにお伝えする。そこからしか信頼は回復できない」などと語っていたのだが……。

「信頼回復への考え方は真っ当ですが、これまでの同番組での玉川氏の発言から見ると、手ぬるい気がします。というのも、同番組は3月31日の放送で、厚労省職員23人が東京・銀座の居酒屋で送別会を催した問題を取り上げました。すると玉川氏は、送別会を許可した課長に対して『課長がなんでやっていいと思ったか。課長が会見するべき』とピシャリ。この論理で言えば、テレ朝の五輪番組の責任者が会見を開かなければいけないことになります。また、5月13日の放送では日本医師会の中川俊男会長が、政治資金パーティーに出席したことを報じました。コロナの危険性を訴えてきたにもかかわらず、軽率な行動をしてしまった中川氏に対して『こんなことでは国民に呼びかけても聞いてくれないんじゃないですか』と突き放していました」(週刊誌記者)

 調査委員会をつくってもテレ朝の五輪番組の責任者が会見を開かないと、「モーニングショー」は誰も見てくれなくなるかも。

(石田英明)

エンタメ