自民党参院議員の三原じゅん子厚労副大臣が8月3日、ツイッターを更新。東京五輪・ボクシング女子フェザー級で、日本女子で初となる金メダルを獲得した入江聖奈選手を祝福するも、強烈なカウンターを食らった。
三原氏は、入江選手が金メダルを獲得したことを伝えるオリンピック公式アカウントのツイートを貼り付け、「日本女子初の金メダル ボクシング好きの私にとっては最高の感動をありがとうございました!」と祝福のコメント。
これに対して《「ボディ」の三原さん、やはりボクシングすきなんですね(笑)》などと、お約束のリプライが。三原氏は1979年、ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)の第1シリーズで、ツッパリ女子中学生役で出演。同級生にヤキを入れるシーンで放った「顔はやばいよ、ボディをやんな、ボディを」のセリフはインパクトが大きく、三原氏の〝代名詞〟となった。
今年6月、プロボクシングの井上尚弥選手が世界戦で強烈なボディを決めてKO勝ちしたときも「やっぱりボディだよね!笑」とツイート。「笑」と記したあたり、ウケも狙ってツイートした可能性が大だ。
しかし6月のときもそうだが、今回も時期が悪かった。新型コロナウイルスの脅威はとどまることを知らず、東京では7月31日に過去最多となる4000人超の感染を確認。自宅療養者は1万人を超え、その後も全国規模で感染が拡大。政府は入院に関する方針を転換し、重症者や重症化リスクの高い人以外は原則、自宅療養とする方針を打ち出した。厚労副大臣の三原氏も対応に追われていると思いきや……。
「職務に追われているはずが、東京五輪関係のツイートとは驚きました。そんな時間があれば〝仕事をしろ〟というのが国民の総意だと思います。実際、三原氏のツイートのリプライには《オリンピックに興じるのは他の人に任せて政治家は政治をしてください》《東京はもう医療崩壊してる 能天気にオリンピックのtweetなんかしてる場合じゃないだろう》といった怒りの声もありました。五輪の金メダルは感動を与えてくれましたが、三原厚労副大臣にはコロナ対策で国民を安心させてほしいものです」(週刊誌記者)
ぜひともコロナから国民の〝ボディ〟を守ってほしいものだ。
(石田英明)