慰謝料60億円を整形に?伝説のボンドガール「顔に注射数千回」の衝撃

「絶対、絶対、絶対に顔に手をつけちゃだめ!」と言いたい−−。

 往年の超美形女優が世の女性に送った悲痛なメッセージが話題だ。発言の主は現在78歳、スウェーデン出身の女優で美しいブロンド、アイドル風の小顔、類まれなスレンダースタイルで一世を風靡したブリット・エクランドさん。

 この名前、50代以上の映画ファンならピンとくる人も多いだろう。1974年公開の007シリーズ「黄金銃を持つ男」に出演した有名ボンドガールだ。それまでのボンドガールとは違う天然キャラでブレイクすると、映画公開後は当時のロック界の大スターだったロッド・スチュワートと浮名を流す。さらに、ロッドとは未入籍の関係ながら、2人が破局した際には当時の慰謝料史上最高額といわれた60億円を受け取ったことで、世界中から羨望の眼差しを集めた。そんなスキャンダル美女の久々のニュースは、度を越した整形カミングアウトだった。

「昔の容姿を知っている男性ファンは、現在の彼女の顔を見て言葉を失っているようです。ロッド・スチュワートを夢中にさせたブロンドヘアは健在でも、目はギョロっとして言葉は悪いですが顔面全体が作り物のよう。本人だと言われないと、とてもエクランドさんにはたどり着きません。本人は『数千回注射を打ったことが私の人生で最も大きな失敗』『整形施術で20年間対価を支払った』と、アンチエイジング施術を受けすぎたことを心底後悔していると、英国のメディアのインタビューに語っていました。確かにアラフィフの頃までの彼女はチャーミングな年の重ね方をしている印象でしたが、その後の20年間が凄まじかったんでしょうね。ボトックスやフィラーなどを1000回以上も…。ネット上では『あの巨額慰謝料のほとんどが整形代に消えたのかも』とか『あんなに可愛い顔だったのにショック…』『この人ならオードリー・ヘップバーンみたいな年の取り方もできたはず』など、あまりの顔面の変化に驚きと悲しみの声があがっています。ついでにいえば、ブロンドヘアも16歳の頃からの染毛だとバラしていますから、かつてのファンはすべてにおいて夢を壊されたかたちでしょう」(女性誌ライター)

 現在は整形治療を止めたというエクランドさん。かつての顔を取り戻そうとして美のすべてを失った後悔からか、近年”お直し”ムードがぷんぷんの歌手マドンナらにも言及している。

 今回のエクランドさんの告白には《自分は一度整形したけど元の顔に戻りたいと思った時にそれが不可能だと知って号泣した》《私は目と鼻をイジったけど後悔してない》など賛否両論分かれたが、お直しするか迷ったら、このエクランドさんの現在の姿を見て冒頭のメッセージを思い出す。それから決めても遅くないかも?

(塚田ちひろ)

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