国際政治学者の三浦瑠璃氏が5月19日、ツイッターを更新。またしても日本医師会会長の中川俊男氏に強烈な皮肉を放った。
中川氏といえば、3度目の緊急事態宣言の早期発令を説くなど、日本医師会を代表して新型コロナウイルスの脅威を訴えてきた人物。ところが、5月19日更新の「デイリー新潮」が2020年8月25日、中川会長が高級寿司店で〝寿司デート〟をしていたことを報じた。中川氏は40代とおぼしき女性と〝ノーマスク〟で寿司やシャンパーニュを堪能。タイミングが悪く、デート直前の8月12日には「我慢のお盆休み」が必要だと説明し、「身近な人と一緒にいるときにもマスクの着用を徹底すること」と呼びかけていた。
三浦氏は「デイリー新潮」の記事をリンクし、「いいじゃない、素敵なお店で。お鮨美味しそうね。わたしは光り物が好き」と強烈な皮肉を放った。続けて「人間だもの。女性とお鮨くらい行く人でむしろよかったわ」と追撃したのだ。
中川氏は4月20日、自身が発起人を努めた自民党の自見英子参院議員の政治資金パーティーに参加したことが5月11日の「文春オンライン」で報じられたばかり。都内で開かれたパーティーには医師会の幹部らを中心に100人規模の参加者が集まったという。これまで政治家の会食などには「全面自粛を」と厳しく訴えていただけになんともバツが悪い。
「このときも三浦氏は5月12日更新のツイッターで皮肉っていました。三浦氏は『うん、政治資金パーティーやっていいよ、選挙近いもんね』『発起人だからさすがに欠席はできないしね。よく分かるよ。だからデパートとか国立博物館とか映画館とかも開けてくれる?』と、諭すような言い方で中川会長を攻めていました。5月15日更新のツイッターを見る限り、三浦氏は博物館や美術館、映画館などの休館に疑問を感じています。そんな中、中川会長の脱線した行為はかっこうのネタになったようです」(週刊誌記者)
三浦氏の手にかかれば、中川会長も形なしだ。光り物でもご馳走して機嫌をとってみては?
(石田英明)