「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)第3シーズンが4月19日に始まり、「1年ぶりのご指名、痛み入ります」のセリフで“ミタゾノファン”を沸かせた松岡昌宏。女装家政夫・三田園薫という珍妙なキャラクターは、松岡にとってアタリ役と言えるだろう。
深夜ドラマでありながら第3シーズン初回の視聴率は8.2%。この数字は放送中の大河ドラマ「いだてん」(NHK)とほぼ変わらないのだから、もしゴールデンタイムに放送されれば視聴率2ケタ超えもあり得ることだろう。
そんな松岡が、後輩であるKAT-TUN中丸雄一と、お笑い芸人のバカリズム、カズレーザーがレギュラーを務める深夜番組「家事ヤロウ!!!」(テレビ朝日系)の特番に出演。「ミタゾノ」初回放送日の翌20日に、「芸能人20人の自宅にカメラを設置!リアル家事24時!!」と題してゴールデンタイムに放送されたのだが、これが大反響を呼んでいる。
その原因は、松岡がトイレの内側を素手で掃除する姿を実演して見せたから。しかも実演後には、ミタゾノの決めゼリフである「痛み入ります」を言いながら頭を下げたため、「トイレ素手掃除はネタではないか?」という疑惑がネットを中心に広がっていたのだ。
「松岡をよく知る関係者によると、トイレ素手掃除は本当だそうです。今年2月25日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)で、松岡と同じくトイレ素手掃除を公言した高橋一生はスルーされたのに、なぜ松岡には“ネタ疑惑”が浮上したのか。これはひとえに松岡が最強かつ最恐の家政夫ミタゾノを演じ、それがあまりにもハマリ役だからでしょう」(女性誌記者)
松岡は小学生の頃に両親が離婚。母子家庭に育ち、自分と母親の分のお弁当を毎朝作っていたこともあるという。また、ファンの間ではきれい好きとしても有名で「トイレ素手掃除はガチだと思う」「松岡くんならやってそう」といった声もあるのだとか。もしかするとミタゾノが松岡にとってハマリ役なのではなく、ミタゾノが松岡に似ているだけなのかも。