“通販王”保阪尚希、コロナに負けない「儲けの極意」とは

〝通販王〟と称され、年商10億円ともいわれる俳優の保阪尚希。このコロナ禍でも「ストレッチハーツ」などの健康器具が大ヒットし、事業は絶好調のようだ。1990年代、数々の映画やドラマに出演し、トレンディ俳優として活躍してきた保阪が、ビジネスの世界で成功できたのはなぜなのか? 稼ぐコツは意外とシンプルなものだった。

 保阪は2007年、自身の会社を設立。通販サイト「保阪流」を立ち上げ、健康食品や健康器具のネット通販に乗り出した。それが大当たりし、メディアでは年商10億円以上稼ぐ通販王として知られる存在となった。

 18年3月の「週刊女性PRIME」で、保阪はビジネスの極意を伝授。まず、大事なのは自己投資を怠らないこと。保阪がいう自己投資とは、魅力的な商品にするために黒子として労を惜しまないことだという。〝どんな立場であれ自分が納得できることが大切〟とも説いた。売れる商品を世に出すには、自分が納得できるまでお金も時間も惜しまないということだろう。また、損得勘定で動くと本当にいいものは作れないと警鐘を鳴らしていた。

 18年5月の「フラッシュ」では、「保阪流ビジネス成功の3カ条」が紹介された。1つ目は人に任せること。人に任せればスタッフが自発的に動くようになるというのが理由。2つ目は糖質を摂らないこと。健康に詳しい保阪は、糖質は健康によくないと考えている。栄養や結果を考えずに、ただ美味しいからと糖質をむやみに食べるのは、ビジネスで「楽だから」「金になるから」動くのと同じだという。3つ目は40代、50代は人脈を大切にすること。人とのつながりがビジネスに生きてくる年代だという。

「実際、保阪はイラン人の人脈を生かしています。18年5月放送の『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)に保阪は出演。保阪はイランに渡り、イラン人の友人たちの協力を得て、現地の有力者との面会が実現。話はうまく進み、保阪は年5000億円とも試算されるガス利権を獲得したといいます」(芸能記者)

 自己投資を惜しまず、金儲けに走らず、人脈を大切にする。これが成功の秘訣ということか。

(石田英明)

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